第38話

第37話
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2023/08/06 04:07
大西side

流「これで全部だと思う…」

謙「…あ!!カレールー忘れてる!1番忘れちゃダメなやつ」

駿「買ってこよっか?」

流「いや、謙杜と買ってくるから先に帰ってて!」

駿「わかった!先に用意しとくね」

謙「気をつけて〜!」




…この時1人にしなければ。

謙「駿、ちゃんと準備できてるかな?」

流「いやぁー…どうだろ笑」

謙「じゃあ、ちょっと早足で帰…っ!?」

楽しく話してたらいきなり謙杜が黙った

流「どうし…っ!?」

でも理由はすぐわかった
みっちーの家の前でみっちーが大人の男に腕を掴まれて抵抗していたから

謙「駿!!」

謙杜が走り出して慌ててついていく

駿「…やっ!離してっ!!」

隙間から見えたみっちーの顔はボロボロで口の端が切れて血が出ていた

流「…あなた誰ですか!みっちーから離れてください!」

男「…はぁ?俺はコイツの父親だぞ!」
 「なんかよくわかんねぇ男にコイツ取られて、今の女がコイツのことほしいっつってんだよ!」

謙「…お父さん?女?」

どういうこと…?

駿「…っ。…ひっ、、!」

流「みっちー!!」

駿「や…ご、ごめんなさいっ!…やだ、いやっ!」

男「チッ…暴れんな!!」

謙「駿を…離せっ!!」

男「あぁ?邪魔だ!」

謙「いっ…!たぁ…」

駿「やぁっ…!うっ…」

そう言って謙杜を振り飛ばし近くに止まってあった車に気絶したみっちーを担いだまま乗り込んでいった

謙「りゅ…せいくん!」

流「っ…!!けんと…どうしよう」

謙「と、とにかく警察!」

流「…そう…だね」

ブーブー…

謙「…誰から?」

流「非通知電話…」

謙「非通知?」

流「うん…。」

非通知電話なんていつもは出ないけど、今だけは出たほうがいいって思った

流「…はい」

「流星の電話であってるっ!?」

…あぁ。やっぱり出て良かった

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