あなた「…おじゃま、します。」
イヌピー「こいつ、この家置くから」
そこから私は乾青宗の家に住まわせてもらうことになった。
九井一って人に出会って。
乾はイヌピー
九井はココって呼ぶ事にした。
イヌピーには姉が居て、"赤音"さんって言うらしい。
女の子同士仲良くなって。
3人は私の話を聞いてくれた。
イヌピーは特に私に寄り添ってくれて。
今思えばイヌピーの事、ちょっとは好きだったのかもしれない。
マイキーに似てるから、?
ココは赤音さんのことが好きらしい。
めっちゃ応援してた。
なのにある日…
火事が起きて、
イヌピーと私は助かったけど
赤音さんだけは助からなかった。
ココはすごく辛そうで。
ココ「なんで…赤音さんだけ、、、」
ずっと、引きずってた。
私もマイキー達のことズルズル引きずってて、
私とココって似てるよね。ほんとに。
月日が経って、私が1人で出歩いてる時
いきなり手掴まれて、
すごく驚いて受け身とったら
??「…あなたっち、」
って、そう弱々しく私の名前呼んできて。
あなた「…マイキー、今更、何。」
マイキー「東卍に、戻ってきてくれ、」
最初は嫌だった。
あなた「…なんで、?」
マイキー「…あなたっちが居ない俺、やっぱダメだ。」
マイキー「…一虎が嘘ついてるって知ってどうしようって思った、」
どうしても好きだから。
私の心は許すしか無かったんだ。
その後イヌピーにもココにも何も言わずに消えて、
今、ここにいる状態。
…会いたいよ。イヌピー、ココ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。