プルルルル
すぐさま千冬に電話をかける。
千冬「あなた?どうした??」
あなた「今!!今すぐ!!」
千冬「今すぐ?なんかあったか?」
…今すぐ、
あなた「千冬に会いたい!!」
あなた「話したいことがある!」
話したいのもあるけど、
私情でもある。
千冬「………っ、〜!?!?」
あなた「武蔵神社来て!」
千冬「…わかった。今行く!」
ピッ
電話を切って
深呼吸をする。
…話さないと、
未来が見えたこと。
このまま行けば、みんな殺されちゃうこと。
1人の手によって。
………マイキー、、
千冬「あなた!」
あなた「あっ千冬!」
すごく急いできたのだろう。
息を切らしてる。
あなた「ごめん!急に呼び出して!」
千冬「……なんか、あったんだろ?」
…
あなた「また、未来が見えたの、」
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!