マイキーside
…いない。
何処にもいない。
あなたっちの姿が。
連絡もつかないし三ツ谷の家にも帰ってないらしい。
場地はバルハラに行っちまって
あなたっちは姿消しちまって
俺、どうすればいいんだよ
??「よぉマイキー」
マイキー「…半間、なんか用か」
半間「あなたちゃんの事で話に来た」
マイキー「お前、!あなたっちがどこにいるか知ってんのか!」
半間「あなたちゃんはバルハラにいる。」
マイキー「…は、?あなたっちがそんなことするわけ、、」
マイキー「だってあいつは俺から離れないって約束して…」
半間「ただのダチより愛してくれてる方がいいじゃん、そういう事。」
マイキー「…は、?」
半間「羽宮一虎。そう言ったら分かる?」
マイキー「…あいつ、、」
半間「あなたちゃん多分もう東卍に戻ってこないから」
半間「じゃ、俺はこれで」
マイキー「おい、!!!」
半間はそのままどこかへ行ってしまった。
俺にとってのあなたっちは、、
"ただのダチ"なんかじゃねぇよ…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!