唯一私の秘密を知ってる人。
早くこのことを知らせたい。
相談したい。
会いたい________。
一気にその感情が脳裏に現れて
言葉に出していた。
蘭「…千冬って誰」
竜胆「……お前男いたのか」
あなた「ちげぇよ!!!」
でも、
好きな人とかじゃないのに。
何故こんなにも、
会いたくなるんだろう。
あなた「…私、用ができた。」
じゃ、と言ってその場を離れようとしたら、
マイキー「………千冬とこ、行くのか、?」
…何回話しかけてくんだよ、
あなた「……あんたに言う必要ないでしょ。」
あなた「…隆ちゃんに手当してもらうだけだし、」
ホントのことだけど嘘ついてみた。
あなた「灰谷兄弟さんよ、私、あんたらといるの結構好きかも。」
蘭「……っ、!?!?」
竜胆「な"っ、!」
マイキー「………っ、」
あなた「でも、同じメンバーになることは出来ない。ごめんね、」
あなた「友達として、私のそばにいてくれると嬉しい」
…わがままだけど、
竜胆「……俺らはあなたを仲間にする。それが目的だ。」
蘭「いつでも呼べよ。すぐ行く。」
あなた「ふふっ、ありがと。」
そう言って私はちふゆの元へ向かった。
マイキー「………嘘つき、((ボソッ」
あん「………………ニヤッ」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。