千冬side
普通ならありえないことなのに、
なぜだか予想がついていて、
あなたさんからのありえない言動は
俺にとっては普通に納得できることだった。
あなた「……驚いたりしないの、?」
千冬「そんな真剣に話されたら信じざるを得ないですよ」
いきなり泣かれるし
でも抑えきれないくらい、
短期間にいっぱい嫌な事があったんだようなって、
そう思った。
千冬「…とりあえず、どうやって未来に戻るかっすね。」
あなた「…うん、。でもまだ1回も戻ったことないよ、?しかも戻れるかどうかも、、」
千冬「あなたさんは死の直前にしてここに来たんです。なら何かトリガー的なものがあるはず。」
あなた「…う〜ん、、、あ、嫌でも、私今未来戻りたくない、!」
千冬「何かあるんすか?」
あなた「私の知ってる未来では8月3日武蔵祭りの日、"ドラケンが死ぬ"」
信じられないあなたの言動に
少しあたふたしていると
あなた「…ハハッやっぱ信じられないよね。」
あなた「私もちょっと不安なんだ。今過去が変わってるからさ。ほんとに死んじゃうのかなって。」
悲しそうな笑顔でそういうあなたさん
千冬「………信じますよ。俺、」
あなた「ありがと、、、とりあえず今のミッションはドラケンを助けることだよ。」
あなた「マイキーが堕ちたのはドラケンが死んでからだった。それを阻止すればきっと、、」
千冬「そっすね。できるだけドラケン尾行してた方がいいっすかね?」
あなた「そう、だね!いくら武蔵祭りの日に死ぬってわかってても過去が変わってるんだからいつ起きるかわかんないもんね…」
あなた「私が見ておくよ。一応側近だもん」
千冬「…分かりました。」
あなたさん、絶対まだ総長の事好き何だろうな。
絶対1番は総長の事だもんな。
一途すぎんだよ、、、
あなた「あっ!!私千冬に言いたいことあったんだった!!」
千冬「な、なんすかいきなり!!今夜中なの分かってますよね!?」
あなた「…あっ、ごめんごめん!!w」
千冬「……ハァ、それで、どうしたんすか?」
あなた「武蔵祭り!一緒に回ろうよ!!」
千冬「…え、?総長とは行かないんすか?しかも俺の気持ちわかってるっすよね!?」
あなた「分かってるよ、!!全部分かって言ってるの!!」
あなた「…まずマイキーはこういうお祭りごとあんまり好きじゃないし、私のわがままで連れてきてただけ!」
あなた「なんで千冬かって言うのは、、、まぁなんとなくだったけど、!」
あなた「でも私の事全部知ってるの千冬だし!一緒にいやすいし!!」
千冬「本当の理由、それじゃないっすよね、」
あなたさんは嘘をつく時いつも右首のタトゥーを触る癖がある。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。