第39話

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2021/08/04 01:40
みんな私を拒絶して















マイキー「もう俺の前に現れるな」













ドラケン「最低だな」












三ツ谷「…あなた、そんなやつだったのかよ、」












八戒「…そんな人だとは思ってなかった」









千冬「…ほんとにあなたさんがやったんすか?」
















千冬だけは攻めなかったけど。














一虎「全部あいつのせいだ」













私への憎悪が怖すぎて逃げた。








これ以上私の仲間の声を聞きたくなかったから。










いっその事死んでやろうと思った。









毎日そこら辺に落ちているものを食べて










寝る所は路地裏








たまに男の人に襲われそうになったりもした。













それに耐えきれなくなった私は。














自殺することを選んだ。












そこに落ちていたカッターを手に取り












右の首にカッターを添える










あなた「…別に私が死んでも、誰も、心配なんてしないよね…」







あなた「真一郎くんと、同じとこに行けるかも、」






あなた「てか、死んでも、誰も気づかないよね。ハハッ」

























??「おい、お前そこで何やってんだ」
















あなた「…誰。人の自殺を遮らないで貰っていい?」


















イヌピー「…乾青宗。なんで自殺なんてしようとしてんだよ」















あなた「生きてる意味のない人間が、今を生きる資格なんてない。」






あなた「私が死んでも悲しむ人なんていない。」






あなた「気づく人すらいないんじゃない?」











































イヌピー「…人間はみんな、何かしら生きる意味はある。」



















あなた「…そんなの分からない。」













イヌピー「…じゃあ俺が分からせてやるよ」








あなた「どうやって?」









イヌピー「俺ん家来いよ。お前に生きる意味、教えてやる。」












あなた「信じられるわけない。」










ただえさえ裏切られ、拒絶され。







それで逃げてきたんだ。








こんな良くわからないやつになんて…



























イヌピー「俺が拾わなかったらお前死ぬだろ。」







あなた「貴方には関係ない。」







イヌピー「ハァ、、」






イヌピー「とりあえずお前は俺ん家来い。俺が言ったんだからそうだ。」














え、なんか…










あなた「…似てる、」










イヌピー「誰にだよ」












あなた「うちの総長、」







イヌピー「お前不良なのかよ」







あなた「不良で悪いかよ。まぁもうフリーだけど。」













































何故か変な弾みになり













私の足は動いていた。























































イヌピー「ここが俺の家」

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