イヌピーが武道くんの下につくのはきっと、
真一郎くんと武道くんが似ていたからだろう
弱いのに負けじと立ち向かう武道くんの姿が
きっと真一郎くんに見えたから。
私は知ってる。
イヌピーがどれだけ真一郎くんを大事にしていたか
イヌピーにとって、どれだけ真一郎くんが大事だったか。
❁❁❁
真一郎が亡くなった日、私はイヌピーに出会った。
事情を全て話した。その時はまだ、真一郎くんとイヌピーが知り合いだなんて知る由もなかった。
イヌピーと知り合ってからはココとも仲良くなって、
赤音ちゃんとも仲良くなった。
でもある日、赤音ちゃんはなくなったんだ。
ココの好きな人が無くなった。
イヌピーは、"俺も失った人がいるから九井の辛さは分かる"と言っていた
そこからだ、イヌピーは失った人の話をした。
真一郎、それが失った人の名だった____。
❁❁❁
イヌピー「黒龍総勢200人、東卍の下につく。」
あなた「…300人になるわけか、、」
嬉しい半面、少し心配だった。
マイキーが、1人で抱えてしまわないか
ただそれだけが。
マイキー「たけみっちは、それでいいか?」
武道「…え!?あ、、は、はいっす!!」
マイキー「わかった。じゃあ、黒龍はこれをもって東卍の下に着くこととなった!」
「「「うぉぉぉおおおお!!!」」」
東卍のみんなが盛り上がる。
ドラケン「まだ話は終わってねぇ!!!!」
マイキー「…あぁ、、」
ごくんと息を飲む
きっと2人は私が生きている事を
根に持っているだろう。
これを言ったあと、2人はどうするか…
すぐ殺しにくるか?
数日後か?
どっちみち、殺しにくることは間違いない…
用心しないとな…
マイキー「稀咲鉄太、共に、稀咲あん」
マイキー「2人を東卍から外す」
2人の肩が上がり注目が集まる
千冬「稀咲鉄太、お前のした事は全て総長に報告済みだ。」
あなた「稀咲あん、貴方がしたこと決して許されることじゃないから」
あなた「ちゃーんと、マイキーに伝えといてあげたから♡」
何も言わない2人に
一人の男が割り入る
半間「稀咲がいねぇなら俺も辞める」
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。