第14話

運命の巡り合わせ
266
2019/08/16 12:53
鳴宮 蒼(ナルミヤ アオイ)
そろそろ、約束の時間かぁ、、、
鳴宮 蒼(ナルミヤ アオイ)
、、、早めに行っておくか
















10分後___




カランカラン______
店員
いらしゃいませー
何名様でしょうか?
鳴宮 蒼(ナルミヤ アオイ)
後から、友人が来るんですけど
店員
かしこまりました
では、こちらの席へどうぞー
店員に促されるまま、窓際の席に座った
鳴宮 蒼(ナルミヤ アオイ)
(ここなら、太陽も気づくよな)












5分後___
カランカラン___
店員
いらっしゃいませー
何名様でしょうか?
鳴宮 蒼(ナルミヤ アオイ)
あっ太陽〜
こっち〜
櫻井 太陽(サクライ タイヨウ)
おおっ!!蒼、久しぶりだなー
鳴宮 蒼(ナルミヤ アオイ)
だなー
店員
ご注文はいかが致しますか?
櫻井 太陽(サクライ タイヨウ)
俺は取り敢えずアイスコーヒーで
鳴宮 蒼(ナルミヤ アオイ)
俺はホットココアで
店員
かしこまりました
櫻井 太陽(サクライ タイヨウ)
会うのホント久しぶりだな!

なんかお前、変わったな?
前と雰囲気が違う感じ
鳴宮 蒼(ナルミヤ アオイ)
そう?
スンスン(自分の手の甲を嗅ぐ)
自分じゃ、あんまし分かんねぇわ
櫻井 太陽(サクライ タイヨウ)
まぁ!分かんないよな笑
櫻井 太陽(サクライ タイヨウ)
そう言えば、俺に聞きたいこと
あるんだろ?
鳴宮 蒼(ナルミヤ アオイ)
うん、、、
やっぱ、この年齢でΩって知った
こともあるんだろうけど、これから
どうやって生活していけば、いいのか不安なんだ。
だから、太陽に相談しようと
思って、、、
櫻井 太陽(サクライ タイヨウ)
うーん、そうだなぁ、、、
やっぱり、まずは発情期に気を
つけること
あと、発情しちゃった時とかは
αには絶対要注意だな
あっそれと、発情期の時以外でも
抑制剤を持ち歩いてた方がいいと
思うぞ
鳴宮 蒼(ナルミヤ アオイ)
そっか、、、
太陽!ありがとう!!
櫻井 太陽(サクライ タイヨウ)
いやいや、俺でよければ、いつでも
力になるから、頼れよな?
鳴宮 蒼(ナルミヤ アオイ)
うん!そうする!!
櫻井 太陽(サクライ タイヨウ)
力になれて良かったぜ
鳴宮 蒼(ナルミヤ アオイ)
ホントありがとう!!
蒼はその時、なんとなく、外を眺めた
鳴宮 蒼(ナルミヤ アオイ)
っ!?
鳴宮 蒼(ナルミヤ アオイ)
(なっなんで拓斗が!?)
櫻井 太陽(サクライ タイヨウ)
ん?
蒼、どうかしたのか?
鳴宮 蒼(ナルミヤ アオイ)
あっ、ううん、、、
なんでもない、、、
櫻井 太陽(サクライ タイヨウ)
そっそうなのか?
鳴宮 蒼(ナルミヤ アオイ)
、、、ちょっと、トイレ行ってくるっ
櫻井 太陽(サクライ タイヨウ)
えっ、あぁ、うん、、、
櫻井 太陽(サクライ タイヨウ)
蒼、いきなり、どうしたんだ?
カランカラン___
店員
いらっしゃいませー
鈴山 拓斗(スズヤマ タクト)
2名なんですけど、、、
櫻井 太陽(サクライ タイヨウ)
(えっ!?この声ってまさか!?)
櫻井 太陽(サクライ タイヨウ)
たっ拓斗っ!!
鈴山 拓斗(スズヤマ タクト)
えっ?、、、太陽、、、か!?
櫻井 太陽(サクライ タイヨウ)
久しぶりだな!!!
それに、、、
鈴山 幸史郎(スズヤマ コウシロウ)
っ!?(目をそらす)
櫻井 太陽(サクライ タイヨウ)
、、、
鈴山 拓斗(スズヤマ タクト)
こう、挨拶
鈴山 幸史郎(スズヤマ コウシロウ)
チャスッ、、、
櫻井 太陽(サクライ タイヨウ)
幸くんも、久しぶりだね、、、
櫻井 太陽(サクライ タイヨウ)
ここの席、座るか?
鈴山 拓斗(スズヤマ タクト)
いいのか?
櫻井 太陽(サクライ タイヨウ)
おうっ!
さっきまで蒼も居たんだけどなぁ
なんか、いきなりトイレに駆け込んで行ったんだ
鈴山 拓斗(スズヤマ タクト)
っ!?
俺ちょっと、外出てくるわ、、、
櫻井 太陽(サクライ タイヨウ)
えっ、そうか?
じゃ、また戻って来いよー
鈴山 拓斗(スズヤマ タクト)
おう
カランカラン___
櫻井 太陽(サクライ タイヨウ)
、、、
鈴山 幸史郎(スズヤマ コウシロウ)
、、、
拓斗が出てから、一時の沈黙が続いた

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