おはよう!
おはよ!
よっ!
おはよ
…(教室に入ってきて座る)
おはよ…
…(無視)
挨拶ぐらいしろよな!
(無視)
おい!(恋奈の肩を押す)
(ビクッ)
なんですか?
?
いや、挨拶ぐらいしたら?
別に、友達じゃないし…
はぁ?
友達じゃなかったら、お前しないのかよ笑
…
達也、ちょっと言い過ぎ…
私も、ちょっと困ってるし…
そうだよ!
可哀想…
だって、挨拶って友達じゃなくてもするもんだろ?
そこから友達って始まるんじゃないのかよ!
…
ごめん、ちょっと言いすぎて…
アイツはめっちゃ良い奴だから、(恋奈に言う)
…(無視)
やっぱ、アイツ(恋奈)とは友達になれない!
達也…
だって俺が話しかけても無視するし、
1人がいいみたいだし?
もういいんじゃねぇ?
話しかけなくても。
…
達也君…
じゃあ、女子から話しかけてみたら?
!?
それは…!?
いいと思う!
俺、なんで気づかなかったんだろ…(まだ諦めてない様子)
いいと思わない?
そしたら、少しは話しかけてくれると思う…
うん😊
いいよ!
やってみよう!
そうだな!
じゃあ、明日からよろしく🙏
俺も、頼む🙏
うん😊
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!