第7話

EPISODE6
323
2024/03/03 11:00
あなた目線―――



まじか…初めてあったメンバーもいるのに
もう一緒に踊れってか…くそっ…HIROさんめ…

決まったことはしゃーない。何よりお金のため!
HIROさんからきたメールを見ながら歩いていると
今度は誰かにぶつかった。
あなた
わっ!あ、すみません…
長谷川慎
あ、大丈夫っす…って、
あなたじゃん!笑
あなた
なんだまこっちゃんか。ならいいや。
長谷川慎
ならいいやって何さ笑
あなた
てか、こんなことしてる場合
じゃないんだ。韓国行く準備しないと。
長谷川慎
え!あなたも韓国行くの!?
俺達もMV撮影で行くんだよね〜
あなた
私もそれに着いてくの。
HIROさんからの依頼です〜
長谷川慎
まじ!?
鈴木昂秀
え!?あなたも韓国行くの!?
俺達も行く〜!
なんでなんで〜!?
部屋の扉からひょこっと顔を覗かせているのは
鈴木昂秀、通称(あなたの中で)たかだ。
あなた
いや、たか。今まこっちゃんに
言ったから聞いといてよ。
鈴木昂秀
なんでー!俺と話したくないってのー!?
あなた
うん。たかとは話したくない。
鈴木昂秀
もー!あなたってばツンデレ
なんだからー!
あなた
あーはいはいそーですねー
私が適当にあしらうとたかは本気で
しょぼんとしてしまった。
そんなたかを宥めるようにあたちゃんが
出てきた。

昂秀はあなたに久々に
会えて嬉しいんだよ〜。
だからあなたも少しは構ってあげて?
あなた
……あたちゃんが言うなら仕方がない。
鈴木昂秀
やった!てかあなた!
楽屋入ってきなよ!
あなた
いや、だから言ったじゃん。
準備しないとって―――
長谷川慎
それは俺達も同じだからさ!
入って入って〜
あなた
えぇ……失礼します…


なんだか今日は人に振り回される日だな
なんて思いながら16人の大所帯の楽屋に
足を踏み入れた。

鈴木昂秀
はいっ!皆さん!
こちらは先程紹介したようにあなたです!
GJCの時から一緒でね!
僕達はGJCのNY留学より前にランペに
なることが決まってたので、
留学は一緒じゃないんですけど。
後藤拓磨
ちょこちょこ連絡取り合ってました!
あなた
そこまで言わんでいいわ。
…改めましてよろしくお願いします。

本日何度目かのお辞儀。お辞儀って何回もすると
頭痛くなるよね〜。

LIKIYA
うん。よろしくね。
えっと、あなた…さんの方が
いいのかな?
あなた
あ、私皆さんより年下なんで全然
呼び捨てで構いません。なんなら
おい!とかこき使って大丈夫ですので。
鈴木昂秀
いやそれはダメでしょ!
あなた
たかには私がこき使うから。
鈴木昂秀
もー!今めっちゃツンじゃん!!
アッハハ!
まぁわかったわ!
よろしくな〜あなた!
あなた
はい。
あ、そうだ。皆さん明日から
韓国行くんですよね?
LIKIYA
そうだね。MV撮影でね。
あなた
私もそれについて行くことになりました。
なんか外国の女性ダンサーさんが
いるそうなので、指揮を取って欲しいと
HIROさんから頼まれました。
後藤拓磨
またあなたのダンス見れるの!?
長谷川慎
久々だね〜!
あなた
いや、私は踊るかどうかわかんないよ。
指揮とってって言われただけだし。
当日なんかあったら踊るかもだけど―――
私がそう話してる間にもみんな何故か
私のインスタをチェックしていた。
たかとたっくんが私のダンスを一目見てもらおうと
紹介している。
あなた
って!話を聞け!
鈴木昂秀
はいっ!
後藤拓磨
すみませんでした!
あなた
よろしい。
まぁそういうことなので。
明日からよろしくお願いします。
全員
よろしく〜!

皆さん快く受け入れてくれた。
ただ、あまり良くない顔をしている人が
1人―――。


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