第2話

序章
388
2020/02/22 16:59
暁月 (なまえ)
暁月 あなた
ふぅ
私は暁月 舞あかつき めい
21歳の…ほんとだったら大学生。
でも、訳あって大学に行くのを断念しちゃったんだよね。
まぁでも、後悔はしてないよ。職場も優しい人ばかりだし。
高嶺 すみれ
高嶺 すみれ
舞〜!!お昼行こうぜ
この子は高嶺 すみれたかね すみれ
私の同僚で良き仲間だ。
暁月 (なまえ)
暁月 あなた
あぁ、うん。どこで食べる?
高嶺 すみれ
高嶺 すみれ
やっぱ食堂だろ!
暁月 (なまえ)
暁月 あなた
すみれは食堂好きだねw
高嶺 すみれ
高嶺 すみれ
だってあの人いるし…
そう、すみれは絶賛片想い中。
前々から知っていたけど、上手くいくといいね
暁月 (なまえ)
暁月 あなた
そっか。…じゃ、すみれ今日はなんの定食する?
私は生姜焼き定食だけど
高嶺 すみれ
高嶺 すみれ
じゃあ…肉じゃが定食にするわ。空いてる席探さなきゃな
暁月 (なまえ)
暁月 あなた
ん、私もう受け取ったから先に探しとくよ。待ってて
高嶺 すみれ
高嶺 すみれ
おけ。その代わりに、飲み物とかは私が2人分持っていくな。
暁月 (なまえ)
暁月 あなた
ありがとう。
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キング○リムゾンッッッ!
高嶺 すみれ
高嶺 すみれ
はぁ〜!仕事終わったぁ〜!
舞あとどのくらいだ?まだかかりそうか?
暁月 (なまえ)
暁月 あなた
あー、そうね、この前休んじゃった分もやらないといけないから
今日は最終時間まで残業かなw
高嶺 すみれ
高嶺 すみれ
そうか…一緒に帰りたかったけど仕方ないな。
1人で帰るわ。また明日な!
暁月 (なまえ)
暁月 あなた
うん。気を付けてね
高嶺 すみれ
高嶺 すみれ
おう!
…さ、終電までには終わらせねば……!!
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数時間後…
暁月 (なまえ)
暁月 あなた
あ"ぁ"〜!!!終わった"ぁ"〜!!!
あれから何時間デスクとにらめっこしていたのか。
ようやく全て片付けた頃には既に、私しかおらず、周りは真っ暗となっていた。
暁月 (なまえ)
暁月 あなた
うっわ、なんも見えない…電気電気………あれ?
おかしい。電気が点かないなんて事、ないはずなのに。
電球は数日前に変えたはずなのに。

どうして点かないんだ…?
暁月 (なまえ)
暁月 あなた
…あっ、そう言えば警備員は!?
停電かと思ったが、ふと、警備員がいないことに気付く。

暁月 (なまえ)
暁月 あなた
…帰ったのね……
仕方ない、会社のオフィスの合鍵を借りて帰るしかないか。

合鍵は明日の朝、早く出勤して元の位置に戻せばいい。
暁月 (なまえ)
暁月 あなた
はぁ〜あ…今日は散々だったな…
そう呟き、家路を辿って自宅に着くと脱力したようにベットに潜り込む。
たくさん残業をしたせいかとても眠い。


そして私はそのまま引き込まれるように眠りに落ちていった。

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