〈あなたサイド〉
さて、こんばんわ皆さん。
今夜の九時です。🕘️
さみぃわ。外だわ。森だわ。
なぜこんなとこにいるかって?
今日の昼に、
「今日の夜は肝試しをするぞ」
と、監督軍が言い出したの。
バックれて逃げてやろう、とか考えてたらさ?
「サボりは明日BBQ無しな~」
っていう烏飼監督の爆弾発言飛んできて??
あー死ぬ。今日が命日かな☆
「おーいあなたちゃーん??」
『あ゛??』
あ。
『すみません、なんでしょう?』ニコッ
どうだ。殺人スマイル。
「いや怖いわ。」
『そうですか、で。なにか用事でも?侑先輩?』
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〈侑サイド〉
なんか固まっとんな~ってあなたちゃんに声かけにいったらな?
ちょー睨み効かせてきたんやで!?
おかげでツッこんでまったやないかい。
『なにか用事でも?』
あ、やっぱり聞かれてもうたか。
喋りにきただけなんやけどなぁ
まぁ、そんなこと言えるはずもなく
「怖かろうと思って励ましにきたんや」
笑顔で答えて見せた。
『別に怖かないですけど?』
はぁぁ!?
女子てホラー系怖いんやないんかぁ!?
『世の中の女子が全員怖がると思わないでください。しかも半分くらいは媚売ってるだけですし。』
まじかよ。
まぁ確かにあなたちゃんはそんなタイプやないしな。
「そかそか。じゃあくじ運に任せなきゃやなぁ」
『は?クジ??』
あれれ?知らんかったんかい
「そうやで?ペアはクジで決めるんや。」
わぉ。
すんごい顔しとるわ。
『聞いてませんよぉおぉ!!!』
??なにそんなに焦っとんのやろ。
「ほら、クジ引くからな~!順番にこーい!」
あ、監督たちが呼んどる。
「ほら、あなたちゃん行くで~?」
『あ、は、はーいっ!!』
そういって俺らはクジを引きに行った。
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はろはろ!作者です!
ふふんふふーん♪
あなたちゃんのキャラ書くの楽しーww
さぁ、軽くネタ思い付かないの私ですが、これからもよろしくおねがいしまぁす!!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!