〈あなたサイド〉
………朝です!
昨日倫先輩と色々あってからどうやって部屋いったかなんて覚えてないけど((
とにかく、すっきりです☆
『おはよーございまーす!』
そういって稲荷崎の部屋のドアを開けた瞬間!
「あなたちゃん!昨日どーゆーことやったやんや!?」
キーンッ!!耳ッ!耳ぃぃっ!
普段はこんなに早く起きてないであろう侑先輩が、急に詰め寄ってきた。
『なんですかもう……』
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〈侑サイド〉
やばいわ…昨日の夜中、あの光景を見てから眠れんくて一睡もしとらへんわ!
あ、一時間は寝た…((
でもそろそろあなたちゃんが起きてくるころや!
問い詰めたるぞー!
ガチャ
きたっ!
「あなたちゃん!昨日どーゆーことやったやんや!?」
あ。声でか過ぎたな。
まぁええか((
『侑先輩声大きいです……』
そういうとあなたちゃんはなにか考え込んで
『まだ皆寝てるんで、こっち来てください。』
そういって出ていったので、ついてった。
すると、
『で……「昨日」ってなんですか??なにかありましたっけ~?』
なんやと!?揉み消し……………!
ハッ!いかんいかん……
「俺は見てたんやぞ…………角名があなたちゃんを……あなたちゃんをぉぉぉ!」
『えっなにこわい』
「あっ、すまん。」
いやだからそーじゃなくて!!
「で、どーゆーことやったん?」
『わかんないです』
ん?
「いやいや、どーゆー状況であーなってんか、って」
『だから、倫先輩が……急にやってきたんで…』
マジか………角名ぁぁぁぁっ!!
許すまじ……………!!!
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〈倫太郎サイド〉
おはよーございます。角名です。
今起きました。
部屋です。侑がいません。
いつもなら起こしに来るあなたも来ません。
俺は基本呼ばれるまで起きません、が。
なんだか悪寒がして起きました。
きっと侑だろう。((
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ども!作者です~
今回はね、恋愛要素あんま無いんですけど、
とにかくっ!
更新遅れてすみませんでしたぁぁぁっ!m(_ _)m
ごめんなさいっ!
おべんきょさせられてたんですっ!!
もうおべんきょ嫌い………((
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。