勇太side
あれからずっと話せてない。
どんだけ話そうとしても、避けられてるのか話してもらえない。
ごめんね。そうだよね。。
噂だけど、あなたは、廉の家に泊まってるらしい。
なんで廉なの?
って言っても俺が悪いんだから文句も言えない。
あれから仕事終わりに毎回一緒に帰るようになった。
でもあの日のことを考えると、そっけない態度を取ってしまう。
それでもくっついてくるはなちゃんは、本当に俺のことを好きなのかもしれないけど、正直眼中にもないくらい、あなたしか見えてない。
もう嫌だ、、
俺、あなたに謝りたい。
好きだって伝えたい。
こんな離れた生活耐えきれないよ。。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。