あなたside
一体、、どうして、、
なんで、、。
考えてたら、、、
仕事も進まないし、。
もう終わりかもしれない。
廉くんに、、
給湯室で紫耀くんに告白?
というか奪うと言われたこと。
抱きしめられたこと。
それを勇太に見られたこと。
全部話した。
あー、何やってんだろ。
ほんとに、、
どうしたらいいんだろ。
一瞬、、、、
目が合った。
そうだ、、
今日車で一緒に来たんだ。
これでもう、、、、、
帰りが別々なのは決まりだ。
止めるべき?
私が勇太を止めて、、、
帰らないで、、待っててくれる?
そんなはず、、、ないよね、、
で、でも、、
見向きも、、、、
してくれなかった。
朝までの優しかった勇太が、、、
全然、、居ない。
お願い、、
戻ってきて、、?
勇太のその
" 別 に "
、、、は、
私が最近好きになった"別に"じゃなくて
前、、嫌いな、、、"別に"だった。
私が悪いって分かってる。
だからお願い、、、
話を聞いて?
家に、、、
帰ってきて。
行かないで、、
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!