あなたside
もう飲むしかない。
廉くんには悪いけど付き合ってもらお。
そうなんだけど、、、
でも、べつに嫌いとか言われてるわけでもないし、誰にでも優しいだけ。
旦那さんとして完璧だし、、
私が勝手に違和感感じてるだけなのかな、、
。。。。
廉side
え?寝た?このタイミングで?
連れて帰んなきゃあかんのに。
プルルルル プルルルル
あ、電話。しかも、勇太って。。神宮寺先輩
出なきゃまずいかな、いや、出てもまずいと思うけど。。
出ちゃうか、、
(電話の会話は《》にします)
でも、、あなた先輩帰りたくないって、、
神宮寺先輩今までにないくらい、怒ってる?
な、なんやねん。ちゃんと愛されてるやん。
こんな焦って、迎えに来るなんて。。。
俺やっぱ勝ち目ないやん。
あなた先輩には言わなくていいかな。?
早く俺の方に来て?
。。。。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!