勇太side
夜中の3時、陣痛が来て今病院に向かってる。
結構酷いらしい。
そんなあなたを見てかわいそうで仕方ない。
病院についてすぐに
あなたは、運ばれた。
そう言って助産師さんは、あなたの呼吸を整える。
俺は何をしたらいいか分からなくて、、
ただあなたの手を握っていた。
汗だくになって、必死に赤ちゃんが出てくるタイミングに呼吸を揃えてる。
俺は祈り続けた。
おぎゃー!!
赤ちゃんが産声をあげた。
感動でほんとに涙が出そうだった。
俺たちはその間、、
よかったね、なんて話して幸せな気持ちに包まれていた。
え、、
どういうこと?
2人ともO型だから、O型しか産まれないはず。
どうして?
幸せはそう簡単にはやってこないのだろう。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。