あなたが 余命を知った日
俺と出会った日
俺が初めて見たあなたは、
病院の屋上の柵の外で立っている姿
春の訪れを知らす風がとても強く吹いていた
優太「 おわっ ちょっ い、1回落ち着こうっか 」
振り返った彼女は、微笑んでいた
頬に一筋の涙を浮かべて
▽△▽△▽△▽
優太「 だったら来いよ ほら 」
なにも考えずに広げた腕
やっべ
ドラマみたいな展開に頭が追いつかない
ふわっ
と揺れた視界
ドタン
鈍い音とともに 状況を理解した
俺の腕の中には、綺麗な女の子
助かった、、、
力が抜けて 後ろに手をついた瞬間
なにか柔らかいものが 唇にあたった
優太「 はっ えっ///// 」
『 ふふっ 真っ赤っか 』
空の下で
赤面する俺の隣で笑っていたね












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!