第66話

Episode 66
1,853
2020/11/03 09:07
月島蛍
月島蛍
へぇ…エロい下着だね
私
見ないで…
月島蛍
月島蛍
見せるために着たんでしょ?
私
そ、だけど…
月島蛍
月島蛍
こんな下着持ってたっけ?
私
今日…仁花と買い物した時に買って…
月島蛍
月島蛍
僕を誘ってるわけ?
私
だって…蛍最近エッチしたり私に触ってくれないから…
月島蛍
月島蛍
へぇ…そんなことなかったんだけど、もっとエッチしたいよね
私
ちが…そういうんじゃなくて…グスッ…
月島蛍
月島蛍
こっち向いて
私
やだぁ…ごめんなさい…グスッ…
月島蛍
月島蛍
顔、隠さないで
蛍がそう言いながら、ゆっくりと私の手を退けた。
絶対顔真っ赤になってるし、ほんと恥ずかしすぎて死にたい。
蛍に見下ろされてるだけなのにどんどん興奮してくるし、私どうしちゃったんだろ。
月島蛍
月島蛍
顔真っ赤にさせて目潤んでるし、エロいんですけど
私
そんなこと、ないからっ…グスッ…
もう早くキスしてよぉ…
月島蛍
月島蛍
キスして欲しいの?
私
ん…してっ…
私のその言葉を合図に、熱くなった蛍の唇が私の唇に触れる。
お互いの体温が混じりあって、とても熱くて溶けそう。
私
ンンッ…ハァッ…
月島蛍
月島蛍
チュッ…クチュッ…クチュッ…
私
ンハァッ…蛍…
月島蛍
月島蛍
ンンッ…何?
私
私のこと、好き…?
月島蛍
月島蛍
愛してるに決まってるでしょ
私
えへへ…ありがとう…
お互いに見つめ合い、離れていた唇が再び重なる。
さっきよりもずっと熱くて、蛍の体温がそのまま伝わってきた。
こうして、長い長い夜は幕を開けた。

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