第57話

Episode 57
2,352
2020/10/24 02:18
私
ハァッ…ハァッ…
月島蛍
月島蛍
ごめん、激しくしすぎた
私
ううん…激しく抱いて欲しかったから大丈夫…
月島蛍
月島蛍
君は、僕のことをどこまで煽るわけ?
私
え、煽ってないよ!
月島蛍
月島蛍
明日の朝、僕は部活だから早く起きるけど君は寝てていいから
私
いや、ちゃんと起きるよ?
月島蛍
月島蛍
腰が痛いって言いながら起きれないと思うし
私
ほんとに蛍のバカ!
ていうか、既に腰痛くて死にそうなんですけど。
絶対お兄さんに声聞こえてたよね?
月島蛍
月島蛍
もう寝よ
2:00過ぎてるし
私
もうそんな時間経ってたんだ…
月島蛍
月島蛍
子供は寝る時間だよ
私
子供じゃないもん!
月島蛍
月島蛍
はいはい、寝るよ
私
うん!
おやすみ!
月島蛍
月島蛍
うん、おやすみ
蛍にぎゅっと抱きついて、直接伝わってくる温もりを感じる。
服を着ててもちゃんと蛍の温もりは感じるけど、直接感じた方がなんか心地いい。
そんなことを考えているうちに、眠りについた。
次の日、目が覚めると綺麗な蛍の顔が目の前にあった。
私
相変わらずイケメン…
月島蛍
月島蛍
ん…起きんの早くない…?
私
起きてたの?
月島蛍
月島蛍
今起きた…眠い…
私
今日部活でしょ?
そろそろ起きなきゃ
月島蛍
月島蛍
まだ大丈夫…おやすみ…
私のことをぎゅっと抱き寄せ、そのまま眠ってしまった蛍。
ほんとに時間大丈夫なのかなって思ってスマホを見ると、8:30だった。
確か、今日の部活は8:00からだよね?
私
蛍、寝坊だよ!!
月島蛍
月島蛍
今何時…?
私
8:30!!
月島蛍
月島蛍
え、やばいじゃん
蛍が主将さんに連絡している間に、ジャージとか着るものを揃えておく。
そして、慌ただしくおばさんたちへの挨拶もそこそこに、私たちは家を飛び出した。
月島蛍
月島蛍
送っていけないけど、気をつけて帰ってよ
私
うん!
部活頑張ってね!
月島蛍
月島蛍
ありがとう
十字路で分かれ、私は家に帰った。

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