どこから話そうかな…まぁ、僕らのことから話そうか…な、ころん、
うん…
俺は、人間と吸血鬼の間に生まれたこの世界と向こうの世界では“出来損ない”なんて言われる“flat”で…
僕が、吸血鬼の血が4分の1しか混じってないBURST…
…
ここまでは知ってるよね?
うん、まぁ、来た時からころんくんがあんなに盛ってたからわかる…
盛ってないんだけど…
あの行動は盛ってたって言うの!
そうなんだ…
ねぇ、
なに?
ん?
莉犬くんの人種も教えて?
2人は戸惑いながら目を合わせていた…
多分、莉犬くんの事は
この2人もあまり知らないんだと
…薄々わかった…
多分、莉犬くんも……
言いたくないんだと思った…
女神族は存在しているだけで価値がある…
いつ、人身売買に
売り出されてもおかしくないからだ…
そこまでみんなの事信じていなかったんだ…
ごめん、やっぱり人間の方が気になる…
…わかったじゃあ、ななもりさんから話すね…
うん。
ななもりさんは元々捨て子、どこの国の子かも分からない、初めの頃は“吸血鬼が落として行った子なのでは?”なんて噂されていた…
なんだそれ、吸血鬼は子供は産まない。まぁいいや……それで?
それで、初めに見つけたのが吸血鬼が大嫌いでにくいと思っている“六厩家”の今の頭首…
あー、あのクソ生意気な奴の跡取りか…
(やっぱりあの時殺せばよかった…)
知り合い?
ちがう、あいつの先々代くらいかな…その代あたりは私の親を殺した奴だ…
ごめん、
いいよ、もう150年も経つことだからね…
続き話すよ?
うん…お願い。
ななもりさんはその頭首に拾われてからちゃんと育った…でも、ある日ななもりさんは聞いてしまったらしい…
何を、、、
それは…吸血鬼はこの世から消すべきものだ、これ以上吸血鬼のせいで何かをなくすのは嫌だ…と
?!?!?!
何言ってんだよ…あいつが奪ったものの方が大きいくせに……
それで、ななもりさんは“吸血鬼は人と何ら変わらない”と思っていたのにその一言のせいからか“吸血鬼はろくなものじゃない”と思っている…でも、さっき言ってたけど…
ん?
ななもりさんは別に吸血鬼が嫌いってわけじゃないんだって……ななもりさんがなんで逃げてきたのかっていう理由も多分、頭首と考えが合わなかったからなんだと思う…
そうだったんだ…
あなた、大丈夫?
なにが??
泣いてるよ?
…え、
泣き止んだはずの目から
何故か水滴が落ちてきていた…
そう、ななもりさんの優しさに
触れてしまったから…
そして、その優しさに私は…
触れられていた…
そして、知ってしまったから…
泣いてしまったのだ……
私の弱い心が叫んでいる…
“助けて”
ご、ごめん、大丈夫!!
ほんと?
うん!ごめんね…
うん
大丈夫ならいいんだ…
ありがとう…
ふと、カフェの外に目を向けた…
そこには見た事のある男性がいた…
私は残像を見ているのだと思っていた…
その時…
あ!あれ!なーくん達じゃない?!
あ!ほんとだ!wなんで来たんだろwww
…
(やっぱり…なーくん達か…)
どうして来たんだろう…
私が怖いんでしょ…
…だったらもう…
来ないでよ……
ううん……
“もう…離さないで…”
さっきから聞いてれば…俺の話なのねw
あ、ごめんw
あ、私が知りたいって言ったから…
大丈夫だよ……別に俺は吸血鬼とか、人とか…興味ないし…関係ないって思ってるよ…
…ごめんなさい…
何に対して?
…
(言えない…るぅとくんの一言で…人間が怖くなったことなんて…無理だよ…)
話せないなら無理に話さなくていい…るぅとくんが言いたいことあるんだって…
え?
(…私の方が…謝りたい…)
あの、あなたの気持ちを考えないで心にない事言って…ごめんなさい…僕、吸血鬼は好きだから…ほんとにごめんね…
ううん、私の方こそ…ごめんね…みんなにちゃんと話さなきゃだめな大事なことを全く話してなくて…みんなのことだけ知ってしまって…
ん?…あなたが隠していることって何?…僕も知らないんだけど…
ん?…莉犬も知らないことなの?
うん…
…その話は今いる?…私の過去を知りたい?…
家帰って…ゆっくり話そうか…
…うん
わかりました。
そうだね…
✂︎-----------------㋖㋷㋣㋷線-------------------✂︎
ここまで!!申し訳ない( ˊᵕˋ ;)💦
相変わらず中途半端でw
あと、☆20超え!ありがとうございます(*´꒳`*)✨
物凄く嬉しいです✨
おれ、一言も話とらんやーん…
ごめんじゃーん!!!
次どーせ出してくれるんやろ?
当たり前なw
ほな、ええわw
じゃー!みつおつ!✨じゃーの!✨
おつジェル!✨
あ、出したと思ってたら…遅れて出してしまった←夕方出す予定やった
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。