第3話

3話:過去…“なーくん編”
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2019/02/19 10:33
さとみ
さとみ
どこから話そうかな…まぁ、僕らのことから話そうか…な、ころん、
ころん
ころん
うん…
さとみ
さとみ
俺は、人間と吸血鬼の間に生まれたこの世界と向こうの世界では“出来損ない”なんて言われる“flat”で…
ころん
ころん
僕が、吸血鬼の血が4分の1しか混じってないBURST…
あなた
あなた
さとみ
さとみ
ここまでは知ってるよね?
あなた
あなた
うん、まぁ、来た時からころんくんがあんなに盛ってたからわかる…
ころん
ころん
盛ってないんだけど…
あなた
あなた
あの行動は盛ってたって言うの!
ころん
ころん
そうなんだ…
あなた
あなた
ねぇ、
さとみ
さとみ
なに?
ころん
ころん
ん?
あなた
あなた
莉犬くんの人種も教えて?
2人は戸惑いながら目を合わせていた…

多分、莉犬くんの事は

この2人もあまり知らないんだと

…薄々わかった…

多分、莉犬くんも……

言いたくないんだと思った…

女神族は存在しているだけで価値がある…

いつ、人身売買に

売り出されてもおかしくないからだ…

そこまでみんなの事信じていなかったんだ…
あなた
あなた
ごめん、やっぱり人間の方が気になる…
さとみ
さとみ
…わかったじゃあ、ななもりさんから話すね…
あなた
あなた
うん。
さとみ
さとみ
ななもりさんは元々捨て子、どこの国の子かも分からない、初めの頃は“吸血鬼が落として行った子なのでは?”なんて噂されていた…
あなた
あなた
なんだそれ、吸血鬼は子供は産まない。まぁいいや……それで?
さとみ
さとみ
それで、初めに見つけたのが吸血鬼が大嫌いでにくいと思っている“六厩家”の今の頭首…
あなた
あなた
あー、あのクソ生意気な奴の跡取りか…

(やっぱりあの時殺せばよかった…)
ころん
ころん
知り合い?
あなた
あなた
ちがう、あいつの先々代くらいかな…その代あたりは私の親を殺した奴だ…
ころん
ころん
ごめん、
あなた
あなた
いいよ、もう150年も経つことだからね…
さとみ
さとみ
続き話すよ?
あなた
あなた
うん…お願い。
さとみ
さとみ
ななもりさんはその頭首に拾われてからちゃんと育った…でも、ある日ななもりさんは聞いてしまったらしい…
あなた
あなた
何を、、、
さとみ
さとみ
それは…吸血鬼はこの世から消すべきものだ、これ以上吸血鬼のせいで何かをなくすのは嫌だ…と
あなた
あなた
?!?!?!

何言ってんだよ…あいつが奪ったものの方が大きいくせに……
さとみ
さとみ
それで、ななもりさんは“吸血鬼は人と何ら変わらない”と思っていたのにその一言のせいからか“吸血鬼はろくなものじゃない”と思っている…でも、さっき言ってたけど…
あなた
あなた
ん?
さとみ
さとみ
ななもりさんは別に吸血鬼が嫌いってわけじゃないんだって……ななもりさんがなんで逃げてきたのかっていう理由も多分、頭首と考えが合わなかったからなんだと思う…
あなた
あなた
そうだったんだ…
ころん
ころん
あなた、大丈夫?
あなた
あなた
なにが??
ころん
ころん
泣いてるよ?
あなた
あなた
…え、
泣き止んだはずの目から

何故か水滴が落ちてきていた…

そう、ななもりさんの優しさに

触れてしまったから…

そして、その優しさに私は…

触れられていた…

そして、知ってしまったから…

泣いてしまったのだ……

私の弱い心が叫んでいる…

“助けて”
あなた
あなた
ご、ごめん、大丈夫!!
ころん
ころん
ほんと?
あなた
あなた
うん!ごめんね…
ころん
ころん
うん
大丈夫ならいいんだ…
あなた
あなた
ありがとう…
ふと、カフェの外に目を向けた…

そこには見た事のある男性がいた…

私は残像を見ているのだと思っていた…

その時…
ころん
ころん
あ!あれ!なーくん達じゃない?!
さとみ
さとみ
あ!ほんとだ!wなんで来たんだろwww
あなた
あなた


(やっぱり…なーくん達か…)
どうして来たんだろう…

私が怖いんでしょ…

…だったらもう…

来ないでよ……

ううん……

“もう…離さないで…”
ななもり
ななもり
さっきから聞いてれば…俺の話なのねw
さとみ
さとみ
あ、ごめんw
あなた
あなた
あ、私が知りたいって言ったから…
ななもり
ななもり
大丈夫だよ……別に俺は吸血鬼とか、人とか…興味ないし…関係ないって思ってるよ…
あなた
あなた
…ごめんなさい…
ななもり
ななもり
何に対して?
あなた
あなた


(言えない…るぅとくんの一言で…人間が怖くなったことなんて…無理だよ…)
ななもり
ななもり
話せないなら無理に話さなくていい…るぅとくんが言いたいことあるんだって…
あなた
あなた
え?

(…私の方が…謝りたい…)
るぅと
るぅと
あの、あなたの気持ちを考えないで心にない事言って…ごめんなさい…僕、吸血鬼は好きだから…ほんとにごめんね…
あなた
あなた
ううん、私の方こそ…ごめんね…みんなにちゃんと話さなきゃだめな大事なことを全く話してなくて…みんなのことだけ知ってしまって…
莉犬
莉犬
ん?…あなたが隠していることって何?…僕も知らないんだけど…
るぅと
るぅと
ん?…莉犬も知らないことなの?
莉犬
莉犬
うん…
あなた
あなた
…その話は今いる?…私の過去を知りたい?…
ななもり
ななもり
家帰って…ゆっくり話そうか…
あなた
あなた
…うん
るぅと
るぅと
わかりました。
莉犬
莉犬
そうだね…
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作者:みつ
作者:みつ
ここまで!!申し訳ない( ˊᵕˋ ;)💦
相変わらず中途半端でw
あと、☆20超え!ありがとうございます(*´꒳`*)✨
物凄く嬉しいです✨
ジェル
ジェル
おれ、一言も話とらんやーん…
作者:みつ
作者:みつ
ごめんじゃーん!!!
ジェル
ジェル
次どーせ出してくれるんやろ?
作者:みつ
作者:みつ
当たり前なw
ジェル
ジェル
ほな、ええわw
作者:みつ
作者:みつ
じゃー!みつおつ!✨じゃーの!✨
ジェル
ジェル
おつジェル!✨
作者:みつ
作者:みつ
あ、出したと思ってたら…遅れて出してしまった←夕方出す予定やった

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