それだけ言うとるぅとくんは、尚斗の方を向き、
こうやってどんどんみんな尚斗と仲良くなって
嬉しいな
あ、尚斗は困ることなく母親のもとに飛びついた
そしてその後はみんなしばらく尚斗について話していたけれども
その尚斗は...
あなたの腕の中で眠りについていた
そしてあなたもソファーにもたれかかって尚斗を抱っこしながら眠りについていた
呟いてたのは無意識だった
莉犬くんが犬のような目でそう聞いてきた
そこまで聞いてなんとなーく分かったけど...
カメラか...
あなたの方を見て考える
考えた末
そう配信には入らないくらい小さな声であなたに言い、
そうみんなに答えた。
みんなは嬉しそうな顔をして準備にとりかかる
そうしてカメラをつけ、キッチンにみんなで行き、
という計画が始まった
その場をまとめてジャンケンをし
結果
さっきころちゃんが言った通りだ
ジェルくんに任せればいいじゃんと。
そう言ってるぅとくんがジェルくんの腕を引っ張って玄関へ...
さとみくんのその言葉を聞くとるぅとくんは
とだけ言い、乗り気でないジェルくんの手を引っ張ってスーパーへと急ぐ。
最後にその会話だけ聞こえてきた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!