そう言うとみんな、
「待ってました!!」と言わんばかりの嬉しそうな笑顔になった。
そう笑顔で言いながらも
本当は俺のためだけに作って欲しい
なんて考えている自分がいる。
みんなはそう言いながらとても嬉しそうに食べてくれている。
それは喜ぶべきところなんだけど
あなたの料理、
いつもは俺だけのためなのに他の奴らのためでもあるってなると少し嫉妬してしまう。
それがグループのメンバーだとしても...ね
莉犬くんが声かけてくれなかったら俺はそんな嫉妬心で色々考え事をしている間に完食されてしまっただろう
莉犬くんに感謝だ()
俺は高校だったからな...
まだ出会いの多い時期に出会ったもんだから、いいけど
その話をしていると...
でもあれ?
会話にころちゃんとジェルくんが入ってこない...
2人は自分の世界に入り込んでいるみたいだ。
そんなことを気にしていると、メンバーの視線に気づいた。
同窓会...か...
どんな感じだったかな
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。