第14話

Episode 13
392
2021/08/06 03:00
ー数日後ー
ー衣装作り中ー
森田美勇人
森田美勇人
やっぱここ、色変える?
(なまえ)
あなた
変えますか?
森田美勇人
森田美勇人
バランス考えたら、変えるべきだな
(なまえ)
あなた
じゃあ…変えます?
森田美勇人
森田美勇人
ただ、他の衣装を変えるって手もある
(なまえ)
あなた
あー、それもありか…
森田美勇人
森田美勇人
時間的にはどっちでも間に合う
(なまえ)
あなた
でも、変えるとしたらこれか、諸星さんのやつですかね?
森田美勇人
森田美勇人
頑張れば、さなぴーもいける
(なまえ)
あなた
でもな〜、諸星さんのは変えたくない…です
森田美勇人
森田美勇人
じゃあ、こっち変えるか
(なまえ)
あなた
そうですね
森田美勇人
森田美勇人
そういえばさ、あなたちゃんって彼氏とかいないの?
(なまえ)
あなた
へっ?!
いませんけど
森田美勇人
森田美勇人
あっ、いないんだ
(なまえ)
あなた
逆にいるんですか?彼女
森田美勇人
森田美勇人
職業的に作れないww
(なまえ)
あなた
ですよねww
森田美勇人
森田美勇人
でもさ、あなたちゃんは作らない理由とかなくね?
(なまえ)
あなた
まぁ、ちゃんとした理由があるとすれば、モテない、からですかねww
森田美勇人
森田美勇人
そんな悲しいこと言うなよww
(なまえ)
あなた
でも、1番の理由は忘れられない人がいるからですよ
森田美勇人
森田美勇人
忘れられない人?
(なまえ)
あなた
私、中学までは親の都合で転校が多かったんですよ
森田美勇人
森田美勇人
あー、うん
(なまえ)
あなた
それで、友達もあんまりいなくて…
とある学校に転校した時、友達どころか話せる人が1人もできなくて…
森田美勇人
森田美勇人
それはやばいね
(なまえ)
あなた
私もどうせすぐ引っ越すからいいやであんまり気にしてなかったんですよ
周りも全然気にしてる様子なかったし
森田美勇人
森田美勇人
うん
(なまえ)
あなた
ただ、その時同じクラスだった1人の男の子が唯一私と話をしてくれて
当時まだ小学生だったので引っ越す時に、それっきり連絡も取れなくなってしまったんですけどその人が引っ越す時に言ったから…
森田美勇人
森田美勇人
なんて?
(なまえ)
あなた
俺が絶対幸せにしてあげる。
だから、その時まで待ってろ!って
今思えば痛いですよねww
森田美勇人
森田美勇人
まぁ…さすが小学生ってなる感じだな
(なまえ)
あなた
でもそれが私の最初で最後の恋だったんです
気づいた時にはもう遅かったけど…
森田美勇人
森田美勇人
そいつの名前覚えてないの?
(なまえ)
あなた
覚えてないってことはないんですけど、何の職業についてるかもわからないから
森田美勇人
森田美勇人
同姓同名いそうな名前?
(なまえ)
あなた
いると思いますよ、少なくとも下の名前は
森田美勇人
森田美勇人
てことは、苗字はいない?
(なまえ)
あなた
いや、下手すりゃ私よりいるかもしれないです
森田美勇人
森田美勇人
そしたら結構探すのはムズイよな
(なまえ)
あなた
てかその前にその人を顔をあんまり覚えてないから
あとは顔変わってると思うし、向こうが覚えてない可能性もあるから多分見つかんないと思いますよ
森田美勇人
森田美勇人
探すだけ探せばいいのに
(なまえ)
あなた
最初は探す気で東京に来ました
森田美勇人
森田美勇人
なんで東京?
(なまえ)
あなた
何となくあの人は東京に現れると思ったからです
森田美勇人
森田美勇人
なら、もう少し持ってればいいじゃん
(なまえ)
あなた
今でも探してますよ
待ちながら何年も何年も

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