大勢のメディアのカメラマンをかき分けて、会場へ着いた。
あなたのマネ-ジャ-「それじゃ、頑張ってきなさいね。」
あなた「分かってるって☆」
あなたのマネ-ジャ-「ふふ .. 」
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あんなに明るく振舞ってしまったけど、正直言うと怖い。
どんな風に私のダンスを見られるのか、帰ったらどんな言葉を掛けられるのか。
やっぱり怖いの。
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MOB1「え、待ってあの子って … 泡瀬あなたちゃん? … 」
MOB2「むっちゃ可愛い …!絶対そうやで!!」
MOB3「本物だ!!何だっけ、泡瀬ちゃんの異名!」
MOB4「"ステージの支配者"だよ。」
え、そんな異名合ったの?何か悲しい(ぴえん
まぁ、いいんだけど。
さて、そろそろ大会始まるか。
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その頃
音駒高校
烏養「お前らぁ、そろそろ始まるぞ〜。」
大地「分かりました。全員集合!」
全員「はいっ!」
武田「これからダンスの世界大会が始まります。僕らはここでしか見届けられませんが、あなたさんの事を全力で応援しましょう!」
全員「はーい。( やる気のなさそうに )」
日向「ワクワクする〜!!」
影山「うるせぇ、日向ボゲェ」
日向「俺に喋る権利をくれ!くれよ!」
月島「ちょっとそこ、静かにしてよね。」
山口「そーだよ!日向、影山!」
月島「俺が注意したからいいの。」
山口「あ、うん。」
及川「岩ちゃーん!一緒にあなたがミスったとこ盛大に笑おうねー☆」
岩泉「あたりめぇだ。」
侑「本間おもんない。何であんな豚のダンスなんぞ見なアカンねん。」
治「本間よな、俺達見て何の得するねん。」
角名「まぁまぁ、ミスるとこ動画収めて帰ってきたら弄りまくろ、」
宮兄弟「賛成!!」
北「侑、治。静かにしぃや。」
宮兄弟「すんません … 」
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大会会場へ戻ります。
あなた「うわぁ、凄い人 … 」
あなた「え、待って審査員有名人ばっかりじゃん。しかも外人ばっかりだし … 英語は得意だけどさ、?何か気まづいな。」
15分後
会場は満席になった。
席には応援している人が居る国の国旗の旗を持ち、本人を待っている人達ばかり。
審査員も有名人が多い。
そして、何より私が住んでいる日本の国旗を持っている人達が大勢居てくれている。
嬉しい。
司会「始まりました!ダンス世界大会へようこそ!テレビで観ている方、会場へ足を運んでまで見て下さっている方、ラジオで聞いている方!いらっしゃ〜い☆」
司会「それでは!早速踊って頂きましょう!トップバッターはドイツ出身の …… 」
ふぅ … 緊張する …
※夢主様の番まで飛ばします!
司会「それでは皆さん!最後のダンスをご覧下さい!日本から遥々来てくださった、"ステージの支配者"の異名を持つ、Ms.泡瀬!」
よし、行こう!
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!