御飯を並べ終わり
" い た だ き ま ー す ! "
" ご ち そ う さ ま で し た "
御飯を食べ終わると、選手達が練習をしに体育館に向かうのだ。
私はそれを優しく、見守るだけ。
猫里「せんぱ〜い♡今日もまたお願いしまーす♡」
あなた「あ、笑 麗華ちゃん今日ね、私料理当番だからドリンク作り出来ないの … 御免ね!1人で出来るよね、…?1高分だから、安心して!」
猫里「は?… いやいやいやいや、ダメでしょ。私面倒いからやりたくなーい。アンタの仕事でしょ?ふざけないでよw」
あなた「そー … だよね、御免。じゃあ料理当番変わってくれる?… 」
猫里「え?何で?清水先輩に任せて来てよ。」
あなた「あ、うん … 」
あなた「潔子ちゃ〜ん!」
清水「あなたちゃん、どうしたの?」
あなた「あの、料理当番変わって欲しくって … ドリンク作り教えたりとかしなきゃいけないのよね、笑」
清水「そうなんだ、じゃあ頑張って!私するよ。」
あなた「有難う!」
あなた「麗華ちゃん、変わってきたよ。」
猫里「ん、じゃあ早く行くよ。」
あなた「うん … 」
あーあ、今日はダンスの練習日だったのに、
料理作り終わったらダンス練習していいよって武田先生に言われたのになぁ、
面 倒 く さ 、
猫里「はい、後はよろしくね♡」
あなた「うん。」
シャカシャカシャカシャカシャカ
あなた「はい、出来たよ。」
猫里「遅い。早くしてよね、」
あなた「御免。」
猫里「じゃ、」
麗華ちゃんはそのまま選手達の所へ行ってしまった。
麗華side
猫里「皆彼奴が作ったドリンク美味しいって言ってたけど、どんぐらい美味しいのかな?w」
猫里「 ゴクゴク … 」
猫里「あ、美味しい〜♡じゃあこうしちゃおう♡」
私はドリンクに粉を大量に入れた。
え?何でって?
だって、うざいじゃん?ww
猫里「みなさ〜ん♡お待たせしましたぁ!」
黒尾「おっ、きたきた。お疲れ様。」
猫里「いえいえ♡今日はあなた先輩が一緒に作ってくれたんですぅ♡」
山本「おぉ、やっと彼奴手伝ったんだなw」
夜久「麗華ちゃん、ドリンク貰っていい?」
猫里「はいっ♡どーぞどーぞ!」
私はドリンクの粉を大量に入れた物を渡す
夜久「有難う! ゴクゴク …?!」
夜久「ゴホゴホッ … 何だこれ!!(大声)」
及川「夜久君!どーしたの?!」
西谷「どーしたんすか!!」
夜久「これ、もう粉みたいなもんだろ!!やばいって!!」
猫里「あっれ〜 …?音駒の分はあなた先輩が作ってたんですけどぉ … 粉の量間違えちゃったんですかねぇ?」
夜久「いやこれ間違えたって量じゃねぇよ!」
及川「え〜!ちょっと及川さんにも飲ませてよ〜!」
夜久「おう、逆に全部あげるわ!!」
及川「 ゴクゴク … ゲホッゴホッ …!」
及川「うっわ!!何これ!!粉じゃん!!」
夜久「だろ?!」
西谷「そんなにやばいんすか? … 」
夜久「てか、麗華ちゃん。あなたちゃんに虐められてるんだったよね?」
猫里「はい … この前足蹴られちゃって、笑 こんなになっちゃいました … 」
体育館に居る選手全員が音駒の騒ぎを聞きつけ、集まり。
侑「なんやこれ … 」
古森「これ、やばくない … ?」
天童「コレ、早く手当した方がイイと思うヨ!!」
猫里「いいんです … 大丈夫です …!」
北「猫里さん無理したらアカンで。」
侑「せや、無理はアカン!!」
花巻「ちょっとこれはダメだろ。」
松川「休んだ方がいいと思う」
角名「痛くないの … ?」
猫里「痛いですけどぉ … 頑張るしかないじゃないですかぁ …( 泣 )」
影山「無理は良くないっス」
日向「そうだぞ!無理は良くない!」
月島「日向が言っても説得力の欠片もないんじゃない?w」
日向「何だと?!月島テメェ!!」
山口「まぁまぁ!(汗」
研磨「取り敢えず、休んでなよ。」
二口「あなた先輩呼んできた方がいいんじゃないスか?」
研磨「そうだね、でも今呼んでも皆責めるだけでしょ。」
全員「当たり前。」
研磨「責めたとしても相手が黙り込んで話にならないかもしれない。」
全員「成程 … 」
北「あまり一方的に責めるのもアカンしな、」
大地「そうだな、」
菅原「まぁ、取り敢えず!マネに頼んで話聞いといてもらうってのはどう?」
星海「いいと思うぞ!!!」
昼神「光来くん、うるさいよ。」
星海「なんだと?!」
木兎「猫里!大丈夫か!!」
猫里「は、はいっ♡」
木兎「そーかそーか!!まぁ何かあったら頼れよ!!」
赤葦「木兎さん、少しうるさいです。」
木兎「そーか?すまんすまん!!」
猫里「皆さん有難う御座いますぅ♡」
全員「どういたしまして!」
そこに、今1番来て欲しかった人が来た。
ガラガラガラッ …
清水「そーなの?!凄いね!あなたちゃん!」
夜久「うわ、来た … 」
黒尾「マジだ … 」
及川「来たね … 」
泡瀬side
あなた「有難うw潔子ちゃんw」
全員(あなただ … 」
侑「よう平気で入ってきよんな、」
治「本間きしょいわ」
及川「ホントだね、引いちゃった。」
天童「チョット考えて欲しいよネー♪」
黒尾「彼奴には猫里を虐める事しか頭に無いんだろうよw」
金田一「影山みたいな嫌われようだな、」
国見「そうだな。」
影山「あ゛?!」
金田一「嘘ww」
日向「影山ー!嫌われてやんのー!」
影山「うるせぇ!!日向ボゲェ!!」
あなた「皆元気だねー、練習どうー?」
猫里「せ、先輩 … !」
あなた「ん?どうしたの?」
黒尾「ちょっと、ウチのマネに気安く喋りかけないでくれるかな?」
山本「うぜぇんだよ、消えろ」
リエーフ「暴力は反対っス!!」
あなた「え?」
清水「ん?どういう事?」
及川「あのね、潔子ちゃん。あなたちゃん猫里ちゃん虐めてるらしい」
清水「え?本当なの?あなたちゃん。」
あなた「いや、虐めてないけど、笑」
猫里「あなた先輩 … 嘘は辞めて下さい!この前蹴ってきたじゃないですか …( 泣 )」
あなた「意味わかんないんですけど、笑」
二口「うるせーぞー。あなた先輩、嘘はつかなくていいんすよ。」
大地「あなた、嘘は良くないぞ。」
あなた「は … ?」
岩泉「及川よりクソな奴初めて見たわ」
及川「岩ちゃんそれ酷くない?!」
岩泉「うるせぇ、」
及川「岩ちゃん …!( 泣 )」
北「あなたさん、取り敢えず虐めたん分かっとんねん、嘘はつかんでええ。」
あなた「いや、本当に虐めてないんですけど … 」
猫里「ここ痣になっちゃいました!どうしてくれるですか …( 泣 )」
そういうと、麗華ちゃんは謎の痣を見せてきた。
あなた「は? … いやいやいや、何その痣 … 」
星海「ここまで来てもまだ拒否するのか!」
木兎「やばいな!!!」
あなた「いや、見たことも無いし、そもそも蹴ってないし、今からダンスの練習あるからもういいですか?」
侑「何で逃げんねん。」
治「こんだけ責められたら怖いんやろw」
及川「まぁ、怖いだろーね☆」
白布「あなた先輩、残念です。」
あなた「もう勝手に言ってな。何回も言うけど私何もしてないから、」
治「メンタル鋼かっちゅうねん。」
日向「泡瀬先輩 … 」
影山「おい、日向。もう練習戻るぞ。」
日向「お、おう … 」
あなた「じゃあね、皆。練習ファイト。」
及川「君みたいな人に応援されても俺は嬉しくないよー!w」
岩泉「よく言った、及川w」
全員「wwwwww」
あなた「 ………… 」
清水「あなたちゃん、」
あなた「ん? … 」
清水「御免、もう友達辞めよ。」
あなた「え?どういう事?」
清水「あの痣、麗華ちゃんが可哀想すぎる。何で蹴ったりするの?」
あなた「いやいや、潔子ちゃんもそんな風に言うの?辞めてくれる?」
谷地「あなた先輩、信じられません。清水先輩に気安く喋り掛けないでください。」
あなた「はぁ、分かったわ。じゃあね。」
白福「やばいね、あれ。」
清水「だね。」
そして、この日から私は1人になった。
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長くなりました!すみません!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。