水上「おはよ、あなた。」
あなた「おはよう。アリス。」
私達は身支度を済ませ、学校へ行く。
あなた「ねぇねぇ、今日体育あったよね。」
水上「あったね。」
あなた「何するんだっけ。」
水上「多分、今日から体育祭のダンスの練習かな。」
あなた「おぉ、ダンスか。」
水上「うん。あなたダンス好き、?」
何て質問をしているのだろう。
元ダンス世界一位だった友達へする質問なのか?
あ .. そうか ..
彼女の記憶にはトップダンサーだったという記憶が無いのだと言うことに今気がついた。
あなた「ダンス好きだよ。」
満面の笑みでそう答える彼女に私は少し見惚れてしまった。
あの時の彼女で無いことは分かってる。
でも、彼女の口から直接聞けたことに私は嬉しさのあまり涙を1粒流してしまった。
それを見つからないように手で拭い
再び学校へ歩いていく。
あなた「よーし、アリスー。教室行こー。」
水上「うん、ちょっと待ってね。」
あなた「あ、うn .. 」
イタッ .. そんな声が聞こえた 。
MOB1「あっ、ごっめーんw見えなかったぁww」
MOB2「てか、そこ邪魔だよ?w」
あなた「御免ね、気を付ける。」
MOB3「何回その言葉聞いたかな。全然気を付ける何て思ってねぇくせに、簡単に言うんじゃねぇよ。」
すると水が地面に叩き付けられる音が聞こえた。
バシャンッ ..
泡瀬side
あなた「辞めてよ .. 」
MOB1「似合ってるよー?ww」
MOB2「そっちの方が可愛いって〜w毎日濡らしてあげようか?ww」
あなた「 ...( 黙り込み )」
菅原「何してんの。」
MOB2「あ、菅原 ~ ♡ 見て ~ ?この子音駒の後輩虐めた子でしょ?だから音駒の子可哀想だな ~ って思ったから、やり返してあげたの♡」
菅原「は?」
MOB2「え?アタシ達偉いでしょ?w」
菅原「いやいや、何言ってんの、?」
MOB3「菅原こそ何言ってんの?」
MOB1「そーよ、MOB2悪くない。」
菅原「マジでお前ら片付けろよ。」
あなた「 .. アリス 」
水上「何してんの、アンタら。」
その声は私の大好きな親友の声だった。
水上「ねぇ、何やってんの。」
MOB1「うわ、来た。」
MOB2「人庇って私偉 ~ い ♡ の人じゃんw真面目ちゃんおはよ♡」
水上「うるさい、あなたを傷付けないで。」
MOB3「いやいやw虐めたやつ庇ってなんに何のww」
水上「アンタ達は、あなたが音駒の子を、虐めたところを見たの?!」
MOB1「いや、見てないけど .. 」
水上「じゃあ言えないよね??なに、何が気に食わないの。あなたが嫌いだから、?あなたの性格が嫌いなの?」
菅原「水上 .. 落ち着け .. 」
水上「うるさい、アンタがあなたを合宿で助けてたらこんなことにはならなかったのに!!!」
水上「何であなたが苦しまなきゃいけないのよ!!!!」
そう私の親友は大声で叫んだ。
私を一生懸命に庇ってくれて。
あれ、何だろう。
何故か頭が痛い。
何か、頭の底から這い上がってくる。
何かの記憶、?
合宿ってなに..?
!!
思い出した、私は世界一位のトップダンサーだった。
でも私はバレーの合宿で東京に行って、普通にマネ業してたら猫里にターゲットにされて。
虐められたんだった。
うわ、情けな。私。
親友がこんなになるまで記憶無くしてたのか、馬鹿みたい。
あなた「アリス、もういいよ。思い出したから。」
水上「え ..?」
と涙を大量に流しながらアリスはこっちを向いて首を傾げた。
あなた「私を苦しめるのは構わない、でも御願い。アリスだけには手を出さないで。」
MOB3「ふーん、いいけど。」
MOB2「まぁ、精々頑張れw」
MOB1「行こw」
服もびしょ濡れで少し寒いけど、
今だけは何も感じない。
私は怒っている。
たった1人の親友をここまで追い詰めた、彼奴らを
バレーを。
┈┈┈┈ ✈︎
お久しぶりです!
全然小説書けなくてすみませんw
時間がある時必ず書くようにしていますが
ただ今、テス勉期間でやんす、、
取り敢えず頑張ろう(?)
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。