木葉 「で、なんで赤葦は、外に出たんだ?」
木兎 「俺が居なくて寂しくなって、バレーしたくなったから外に出たらしい」
小見 「まじかよ…無理すんなよ…」
鷲尾 「おきたら、説教だな…」
木葉 「だな!」
木兎 「なぁ…交代しながら、あかーしの看病しない?」
小見 「お、いいね」
木兎 「一時間ずつやろ!」
皆 「わかった」
木葉の時
赤葦 「ん…」
木葉 「お、赤葦起きたか」
赤葦 「フェッ…うぅっ」
木葉 「あかーしどうした?」
赤葦 「木兎さん…いない…うぅっ」
木葉 「お?わかった。ちょっと待ってろ」
プルルルル 電話
木兎 「お?木葉どした?」
木葉 「赤葦が、お前の事呼んで泣いてるよ」
木兎 「なに!今行くぞ!」
木兎 「あかーし!!」
木葉 「お、来たな」
木兎 「木葉、あんがと。交代だ!」
木葉 「おう!がんば」
木兎 「おうよ!」
木兎 「あかーし、来たぞ」
赤葦 「フェッ…ウワ~ン…ヒック…(´;ω;`)」
木兎 「よしよし。ナデナデ( T_T)\(^-^ )」
木兎 「なんで泣いてるんだ?」
赤葦 「起きたら、木兎さんいなくて…グスッ…それで…」
木兎 「寂しくなったってわけ?」
赤葦 「コクリ」
木兎 「よし!熱はかろ!」
赤葦 「うん…」
ピピピピピッ
木兎 「お?何度?」
赤葦 「37,5」
木兎 「本とか?嘘つくなよ~」
赤葦 「本当だもん」
木兎 「いやいや、だもんじゃないから」
ヒョイ 取り上げた
赤葦 「あ!返して!」
木兎 「や~だ!!」
木兎 「あかーし!嘘ついたなぁ…」
赤葦 「ビクッ(・.・;)」
木兎 「38,9のどこが37,5なのさ!」
赤葦 「ヒック…ご、ごめんなさぁ〜い〜!!」
木兎 「あかーし?大丈夫!俺怒ってないから」
赤葦 「ほんと?」
木兎 「うん!」
後日
木兎 「あかーし!起きろ」
赤葦 「ん、おはようございます」
木兎 「熱はかろ!」
赤葦 「はい…」
木兎 『クソ〜もうあのかわいいあかーしは、見れないのか…』
赤葦 「木兎さん、36,8です…」
木兎 「お、けっこう下がったな…」
木兎 「おーい、小見やん、鷲尾、木葉〜!ちょっと来てくれぇ!」
木葉 「何?あかーし起きたの?」
木兎 「うん!」
鷲尾 「じゃあ、説教の時間だな…」
小見 「だな…」
赤葦 「え?説教って…」
ダダダダダッ ダッシュ
木兎 「あ!こら!あかーし逃げんなぁぁ!」
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。