..何この子。
寝顔可愛すぎない?
どうも、キム・ソクジンです!
今僕の膝の上でユンギが寝ています。
さっきユンギの膝で起きたらユンギが寝てた。
だから、今度は僕の膝に乗せた訳。
他の2人はもう帰ったみたい。
..なんて言って起きません。
もうそろそろ閉まるし........連れて帰るか!
..
ガチャ
流石に社会人1人を連れて帰るのはしんどかった..
まぁ車だから大丈夫だけどさ((
ユンギ軽いんだけどね。
僕が起きるのを待ってたら自分が寝ちゃった、って感じかな?
サラ..
綺麗な銀色..
サラサラだなぁ..
お、驚いてる..
..こっちも疑問形になっちゃった。
よかった..
ずっと寝てないのかと思った..
全く、勘違いさせる発言するんだから!
ガチャ
突然ユンギが崩れ落ち、息が荒くなった。
次の瞬間ユンギが、消えた。
シュゥゥ..
ユンギが消え、煙が出た後には狼がいた。
状況が全く理解できないんだけど..?
もちろん狼には全く出会った事はない。
バッ
ユンギであるはずの狼はどこかへ去ってしまった。
その夜、その狼が帰ってくる事はなかった。
..
その次の日も、ユンギが僕の目の前に現れる事はなかった。
そう言うとジミナは奥の方に走っていった。
こんな可愛い弟欲しいな..
ダッ
せっかく会ったのにすぐに逃げてしまった。
そんなに僕と会いたくないのかな?
..
何であそこにいたんだ?!
昨日俺が変身するの見ただろ!
怖がって避けるんじゃねぇの普通!
てかジミナ何してんだよぉっ!!
俺を呼ぶなよっ!!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。