第6話

ご都合血鬼術④
16,411
2019/12/17 11:35
ヒュン
蝶屋敷の前に着くともう既に煉獄さんは来ていた
もう1人は知らないが。
『あああすいません!!着替えに時間がかかってしまって、、、煉獄さん??隣の人誰ですか!!』
宇髄「ハァ??お前わかんねぇのかよ!!」
『ハッ、、、!
その馬鹿にするような話し方は宇髄さんですね!!
全然誰かわかんなかったんですけど』
煉「わはは!いつも髪をまとめているからな、宇髄は!」
宇髄「こんなカッコよくて派手な俺様のことがわかんないとは!!脳みそは地味なんだな!!」
『うるさいですよ!!あれ?煉獄さん、後ろの髪はまとめてないんですね』
煉「ん?ああよく気づいたな!解けてしまったからそのまんまにしてあるんだ!」
『私が結いましょうか?』
宇髄「(いつもと違う姿のアイツも結構派手でイイな)」
煉「ム!いいのか?では頼む!家に着いてからでもいいか?」
『はい、勿論!』
宇髄「んじゃそろそろ行くかぁ!よーい、、、ドンッ!!」(ヒュン
煉「ムッ!!」(ドンッ
はや、、、
『時の呼吸 拾の型 時空移動』(シュルン

*
ヒュン
『おっ?』
呼吸を使って煉獄さんの家の前まで来た
『やったあ、1番だあ!!』
ガラガラッ
宇髄「お前どこ寄り道してたんだよ」
『、、、えッ』(恥ずかしい)
宇髄「プクク、、、喜んでたなぁお前」
煉「ウム!!喜ぶのはいい事だ!!さあ、中に入ってくれ!!」
『あ~~~~~~!爆発しそうです!!』
中に入るととても綺麗な家だった
千「、、、!兄上に音柱様、そして、、、」
『はじめまして、時御神あなたです!』
千「!時神サマですか、、!」
『!』
宇髄「なんだ~~そうやって呼ばれてんのか!派手で良いじゃねぇか!!」(ニヨニヨ
『でも、、、神様に申し訳なくて、、、』
煉「わはは!いいと思うぞ、時神サマ!」
『そうでしょうかね、、、?
でも、ありがとうございます』(ニコリ
煉獄、宇髄「(ドキッ)」
千「よろしくお願いします、あなたさん、」
『あなたでいいよ!ね、名前なんて言うんですか?』
千「千寿郎です」
『千寿朗くん!よろしくね!』(ニパッ
千「、、、あなたちゃん、」
『、、、!!可愛いいいい』
千寿朗くんのあまりの可愛さに顔を覆ってうずくまった
『(これが尊いってやつか____☆)』
煉「俺たちをまっていたのか?」
千「はい、父上がそうおっしゃったので」
煉「こんな時間に歩かせるのも、、、」
『何処かに行くんですか?』
煉「ああ。祖父母の家に泊まるのさ。」
『それなら、私が送っていきましょうか??』
宇髄「でも行ったことがある場所じゃなきゃ行けねぇんじゃなかったか?」
『あ、いえ、私に触れている方の行ったことがある場所ならどこでも行けますよ!』
煉「、、、ウム!じゃああなたに任せて俺たちは少し酒でも飲もうじゃないか!」
宇髄「お!いいねいいね、飲むぞ~~!」
千「本当にいいんですか?」(オズ
『大丈夫だよ、!千寿朗くん、お荷物まとめてきていいよ!』
すると千寿朗くんはすぐそこの部屋に入ってすぐ戻ってきた
千「終わりました」
『偉い!ちゃんと準備してたんだね!』(ワシャワシャ
千寿朗くんの頭を撫でてやるととても嬉しそうな匂いがした
『あ、あれ千寿朗くん。私の姿見て驚かないの?』
千「いえ、驚いていますよ。兄が1回帰ってきた時に聞きましたから」
『そう言う事か~!』
千寿朗くんはもう出る準備が整ったようだった
『いい?まず、祖父母さんのお家を強く考えて』
千「はい」
『で、私と手を繋いで!』
千寿朗くんの手を握る
『じゃあそのまんま考えててね!』
千「はい!」(ギュッ
『緊張しなくても大丈夫だよ!すぐ着くからね!』
『行っきま~~す!時の呼吸』
ブワァァッ
私たちの周りに風が吹いた
『拾の型 時空移動』(シュルン
ヒュン
『はい!千寿朗くんここであってる?』
千「!凄い、、、あってます、ここです!あなたちゃん、ありがとうございました!」
そう別れを告げて千寿朗くんは祖父母のお家に入っていった
『(帰りますか、)時の呼吸 拾の型 時空移動』(シュルン
ヒュン
宇髄「おっ、帰ってきたなぁ!」
煉獄さん家に着くと酒の匂いが鼻についた
『スンッ、酒臭いですね、、、何杯飲んだんですか!』
「お邪魔します」と声をかけ家のなかに入り、宇髄さんに案内されながら廊下を歩く
宇髄「おれは強いからいいんだが、煉獄がどうも酒が弱かったぽくてなァ!ダハハハハ!!」
豪快に笑うと突き当たりの部屋に入っていった
宇髄「おぉ~い、煉獄!あなたが帰ってきたぞ!!」
煉「!!あなた!!お帰り!!待ってたんだ!!」(ガバッ
『えッギャァ!!』
煉獄さんがいきなり抱きついてくる
『お、おぉ、、、煉獄さん、落ち着きましょうね?!』
煉「よもやよもや!!俺は落ち着いているぞ!」
宇髄「落ち着いてないだろ~~笑」
宇髄さんに煉獄さんを引き剥がしてもらった
机の上にはきっと2人で食べたであろう食器と、酒が散らかっていた
そして、一人分だけきっちり食事が残してあった
『これは私のですか?』
煉「ウム!!たんと食べろ!!」
『!ありがとうございます!では、ちょっと手を洗いに行ってきます!お手洗いは何処でしょうか?』
煉「ム!こっちだ、ついてくるといい!」
煉獄さんは私をお手洗まで案内してくれた
煉「ココだ!」
『ありがとうございます!にしても煉獄さんの家めちゃくちゃ綺麗ですね~~』(手を洗う
煉「、、、」(ウズッ
シュルン
『えっ』
簪でまとめていた髪の毛が落ちてきた
多分、煉獄さんが酔っ払ってと解いてしまったのだろう
そう言って煉獄さんの方に向き直った
『(あれ、これまさかもしかして酔ってない、、、?)』
煉「、、、、、、(髪を触る)」(サラッ
『(おお、??)』
ただただ煉獄さんの目を見る
『、、、綺麗な目だなぁ』
煉「(接吻キス)」(チュゥ
『んッ!』
優しい接吻をされた
唇どうしが触れる、だけの接吻
『???////』(スンッ
匂いを嗅いでみると酒の匂いがした
煉「あなたの髪は綺麗だなぁ!ム、これ簪取ってしまってすまない!ウム!手を洗ったなら行こう!」(ニコッ
そう言って煉獄さんは簪を返してくれた


『はい、、、(酔ってて良かった、、、)』
煉「、、、(接吻してしまったな、)」
簪を懐にしまいながら煉獄さんの後ろを着いて行った
宇髄「お!戻ったか!あなた、ほら食え!!」
戻ると宇髄さんがさっきよりも顔を赤くして
笑っていた
『宇髄さん、飲みすぎなのでは?』
宇髄「お前、この祭りの神を舐めんな!まだイけるわ!!」(グビッ
煉「よもやよもや!!俺も飲むぞ!!」
ああ、、、あまり飲まない方がいいのに
用意されていたご飯の前に座って手をあわせた
『頂きます、』(パクッ
『!美味しい!煉獄さん煉獄さん!これ、誰が作ったんですか?!』
煉「ム!あなたの口に合っただろうか?!千寿朗が作ったぞ!」
『せっ、千寿朗くんが?!ああ、、、煉獄さん、私、千寿朗くんお嫁に貰いますね!』
宇髄「婿じゃねえんだな!!ガハハハ!!」
煉「ムッ!!あなたは俺の嫁さんにするぞ!!」
『はへっ』
宇髄「なんだと煉獄ゥ!!あなたは俺の嫁に来るんだよ!!」
煉「ムムム!!嫌だ!!」
宇髄「おいあなた!!おまえは、どっちの嫁に来るんだよ?!」(ズイッ
宇髄さんが顔を近づけて耳を触ってくる
『ッ!いや、私は、、、、、、』
煉「あなたは俺をとるだろう??」(サスッ
『ヒッ!』(ビックゥ
煉獄さんまで顔を近づけて来て尻尾を触りだした
『ッンゥ、、、いや、あの、、、』


煉獄、宇髄「なぁあなた、おまえは俺に嫁いでくるだろ??」(サスサス



🐔
🐔
長かったですね~すいません!
最後は貴方のご自由に、、、という感じでしめています、!
語彙力皆無人間でごめんなさい、、、
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《大正コソコソ話》
あのあと、あなたちゃんは2,3日で血鬼術が解けたんだって~~~!
宇髄さんと煉獄さんは見事二日酔いになったとかなってないんだとか

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