第108話

【不死川実弥・我妻善逸】
3,382
2021/06/10 10:35
あなた
…っ!

ドドン!!

倒れかけたその時、雷鳴が轟いた。
不死川 実弥
チッ、やればできんじゃねえかよォ
我妻 善逸
…………スピー

不死川さんはふわりと私を後ろから横に抱き上げて、チッと舌打ちをする。


鬼を倒した当の本人は、眠りこけて鼻ちょうちんが出ている。
あなた
す、すいません…ありがとうございます!

不死川さんの腕から降りようと動くと、彼の腕にギュッと腕に力が入る。
不死川 実弥
病人は黙って運ばれろォ。
お前、顔色悪ぃぞ?
あなた
…ありがとうございます…
我妻 善逸
グガッ
不死川 実弥
起きたな

善逸が目を開けて、下に転がる鬼の顔を見る。
我妻 善逸
いぃやあああああああああああああ!!!!!?
なななななななんで鬼が!???????
なんでこんな俺の近くにあるのよおおお!!!!
不死川 実弥
うるせェ!!!!!!
我妻 善逸
ぎゃああああああ!!!!!!!!!
鬼ィィィ!?
出たァァァァァァァァァァ!!!!
あなた
あ、はは…
不死川 実弥
誰が鬼だァ!!!!(怒)

なぜか泣き叫ぶ善逸と、私を抱き上げながら怒る不死川さんに挟まれて苦笑いをする。


すると善逸がピタリと泣き止んで、不死川さんに抱き上げられている私と目が合った。
あなた
善逸、助けてくれてあり…
我妻 善逸
ハアアアアアアアア!!?!?!
し、不死川さん!???
なんであなたちゃん抱き上げてんの!!?!
不死川 実弥
チィッ

不死川さんは善逸からプイッと顔を背けて面倒くさそうにしている。


善逸も…元気だなあ…
ズン、と段々重くなる瞼が視界を狭めていく。
善逸が涙を散らしながら私の名前を呼ぶのが聞こえたのを最後に、私は目を閉じて意識を手放した。
我妻 善逸
あなたちゃん…最近任務詰め込みすぎだって言われてたのに…
不死川 実弥
コイツも大変なんだァ、そっと寝かしてやれ
我妻 善逸
はい………








︎︎ ︎︎
我妻 善逸
って俺まだアンタがあなたちゃん姫抱きしてんの許してないからね!!!?????
嫌ァーーーーーーッ!!!!
さりげなくお尻に手を近づけるんじゃないよ!!!ハレンチ風柱!!!!
不死川 実弥
ウルセェ!!
あなたが起きちまうだろうがァ!!
我妻 善逸
ヒィーーッッ!!












* ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ *

やっっっっっっっっっっっっっと時間が空きました…
皆さん久しぶりです、おそくてすみません🤦🏼‍♀️
高体連、中間考査、そして漢検…
部活部活部活勉強勉強テストテストテストテスト…
辛…🤦🏼‍♀️
漢検は明日なんですけどね🥲
明日さえ終われば残すものはなにもなし!進め放題!
これから頑張って書き進めます😔


低低低低低浮上でごめんなさい😰

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