第8話

かまぼこ隊と一緒②
13,034
2019/12/21 10:57
《藤の家紋の家って書くのめんどくさくて藤の家って書いてたなんて言えないごめんなさい
これからもそうする》




炭、善、伊「『あ』」
善「え?!あなたちゃん?!なんでここに居るの?!」
『いやちょっと、、、』
父親「この方が息子を助けてくれたんです」
七太「うん!凄いかっこよかった!ボクおっきくなったらお姉ちゃんをお嫁さんにする!!」
炭、善、伊「『!!?』」
『そっかぁ、じゃあ七太くんが私の上背を超えたら考えてあげよう!!』
七太「ホント?!じゃあボクいっぱい食べて大きくなるね!」
『頑張って!』(ニコッ
七太「うん!」
父親「本当にありがとうございました!ほら、七太も」
七太「ありがとうお姉ちゃん!!待っててね!!」
『お父さんといい子にしてるんだよ~~~』
そう言って2人は男湯の中へ入っていった
『(小さい子は可愛いなあ)』
善「えぇあなたちゃん?!結婚するの?!えっ?!」
炭「落ち着け善逸!にしても宿に来てまで人助けするなんて、、、あなたは凄いなぁ」
『いやいや!なんてことないって笑、、、あれ?伊之助は?』
左から善逸、炭治郎、、、そしてめちゃくちゃ美形の子がいた
『猪頭の伊之助がいない!!』
伊「いるわァ!!俺だよ!!親分の顔もわかんねぇのか!!」
そう言ったのはめちゃくちゃ美形の子
『エッ!!??この人?!うわ、美形!!』
炭「凄いよなぁ伊之助のギャップ」
善「性別変えた方がいい」
伊「うるせぇ!!だァァァもう被る!!」
炭「やめろ!!天ぷら食べれなくなるぞ?」
すると伊之助は猪頭を抱えた
伊「それは嫌だ、、、」
『手懐けてる~~~笑(いや可愛いか)』
伊「ちげえからな!!天ぷらの為だ!!」
善「ていうか、あなたちゃんまだお風呂入ってないの?」
『ん?あぁ、途中で七太くんに会ったからね』
炭「じゃあこれからって訳か」
伊「俺が女湯まで連れてってやる!!」
『え?いいの?』
善「はァァ?やだね!!俺が行くし!」
炭「じゃあ俺が!!」
『えっええ、、、じゃあ1人で行くね』
かまぼこ「ダメだ!」
『(何故、、、?!)』
すると3人はジャンケンをし出した
善「うぉぉぉおぁぁ負けたァァァ!!」
『そんなに落ち込む?』
善「落ち込む!!」
『じゃあ帰り迎えに来て?』
善「喜んで!!」(キリッ
炭「あ、、、負けてしまった、、、アッ!!」
『えっ』
炭「いけない、、、禰豆子!!ちょっと俺は部屋に戻ってるぞ!!」(ダダッ
そう言って炭治郎はものすごいスピードで部屋に帰っていった
伊「ふん!!ほら、ときとき!行くぞ!」(ガシッ
『えっわっ、じゃ、善逸後で~~~!20分くらいにはあがるから~~~!』
伊之助に手を掴まれてそのまま歩き出す
善「わかった~~~~」
伊「、、、」(ズンズン
『、、、なんか伊之助怒ってる??』(スンッ
伊「、、、お前さっきのガキに嫁ぐのか」
ガキ?、、、え、七太くんのこと?
『えっいやそういうつもりでは無いけど、、、』
そう言うと伊之助からホッとしたような匂いがした
伊「俺お前のこと天ぷらくらいには気に入ってる」
『、、、?ありがとう、伊之助!私も蕎麦と同じくらいに皆が好きだよ!』(ニパッ
伊「(ホワホワ)」
あとさりげなくまだ手を掴んでくれてるのは人混みの中だからだろうか
『伊之助、手あったかいね』
伊「あ?そりゃあ山の王だからな!」
『そうなの?私は冷たいなぁ』
手を摩る
パッ
『おっ、?』
伊之助のあったかい手が私の手を包んでいた
伊「うわ!!ホントにつめてぇ!!死んでんのか?!」(ギュウウ
『生きてる!ほんとにあったかい~~』
伊「ガーッハッハッ!!もっと褒めろ!!俺は凄いんだぜ!!」
『凄いよ、伊之助!』
なんて話しているとあっという間に女湯に着いてしまった
『わ、あっという間に着いちゃった、伊之助送ってくれてありがとう!じゃあ、私入ってくる!』
伊「溺れんなよ!!」
『大丈夫!』
伊之助は今来た道を引き返していった



『ふぅ~~~~』
お風呂からあがって着替えを済ませる
『(気持ちよかった~~~)』
ある程度髪を乾かして簪でひとまとめにする
『(この簪もだいぶ使い古したなぁ、、、)』
それはあまり派手な装飾は施されていない、至って
シンプルなデザインだった
『ん、袋がある』
戸棚に畳んで置いてあった袋の横に
《お召し物をしまってお使いください》
と書いてある袋を見つけたので使った
そろそろ出よう、、、と考えていたら出口の方から黄色い声が聞こえた
『(なんだろう、、、)』
出口を出てみると善逸が女の子に騒がれていた
『エッ(善逸が、、、?!)』
善逸は私を見つけた途端、パッと顔を明るくして寄ってきた
善「あなたちゃん!いやぁ、早く来すぎたらさ、女の子に囲まれちゃって、、、ハゥアッ!!」
『エッどうしたの善逸?!おーい、おーい!!』
善「(風呂上がりのあなたちゃん可愛すぎる、、、)」
善「、、、ううん、なんでもない。じゃあ行こっか」
『うん、』
女湯を離れようと歩き出した途端誰かに手を掴まれた
『グエッ』
女「わぁ~~すいません(棒)、ちょっと、そこの御方とお話がしたいので、退けてくれません?」
善逸から目を離さない女の人がぶつかってきた
『わっ、』
善「ちょっと、、、」
女「わ~~髪濡れてますよ?拭いてあげます!」(手を伸ばす)
パシッ
女「えっ」
善「すいません、貴方と話してるより貴方が突き飛ばしたこの子と話したいんで。じゃあ」
善逸は私の手を取って歩き出した
『ぜ、善逸!!ちょっと、ちょっと待って、、、』(ドキドキ
善逸は私の手を離すとヘラッと笑った
善「う~~ん、ゴメンねあなたちゃん。考え事してただけなんだけど、、、」
善逸ってあんな顔するんだ、なんて余計な事を考えてしまう
ブンブンと首をふる
『あっ、うん、大丈夫!ほら、善逸、もう手大丈夫だよ!』
善「(ドキドキしてる音聞こえてるんだけどなぁ、、、)」
善「いいや、このまま部屋行こう」(キリッ
『エッ??』
善「いや炭治郎と伊之助に俺があなたちゃんと手を繋いでるって言うのを見せつけたいからさ、ねっ?」(キリリ
スルッと善逸の手が手首から手に移動して思わず反応してしまう
『ッウォ』
ギュッと握られた手から全身に熱が伝わる感じがする
『、、、ぜ、善逸、、、まだ繋ぐの?』(顔真っ赤上目遣い
善「!!、、、やだ?」
『や、じゃないけど、、、爆発しそう、、、』
善「そっか、、、じゃあ行こう」(スタスタ
『なんでぇあぁあ』



ガララッ
善「ただいま~~~~~」
炭「おかえ、、、りっ?!あなた顔真っ赤じゃないか?!ってあぁ?!手繋いで来たのか?!!」(パニック)
伊「ウォラァッ!!」(頭突き)
善「ウグッ」(チーーン
『、、、助かった、、、』(ヘタリ
思わず畳に倒れ込む
『(まだ心臓がバクバク言ってる)』
炭「(あなたからめちゃめちゃときめいてる匂いがする、、、)」
伊「コイツ!あなたと手繋いでやがったぜ!!」
善「ウグッフフフ、、、いいだろ、いいだろ!!」
伊「アァ?!俺だって繋げるね!!」
そう言って伊之助はこちらに向かってくる
『え。もういい、もういい!!////』
伊「アァ?!うるせぇ、俺は繋ぐんだよ、!!」(ギュウウ
『わっ、』
伊之助に手を繋がれる
炭「むう!!俺も繋ぐぞ!!」
『なんでっ?!』
左手に伊之助、右手に炭治郎ともうよく分からない状況になっていた
『ああああ、ムリ!!ムリ!!ムリ!!禰豆子ちゃん助けてえええ』
禰豆子が入ってる箱に抱きつく
すると箱から禰豆子がでてきた
禰豆子「ムゥゥ!!(やめてあげて!)」
炭「禰豆子!起きたのか?」
禰豆子「ムッ!!ムムムムムッ!!」
すると禰豆子は私の方に寄ってきて頭を撫でてくれた
『!ありがとう』(テレテレ
禰豆子「ムッ!!」
そう言って禰豆子は箱に入っていった
『入っちゃった』
善「あなたちゃん」
善逸が目の前まで来て私の手を握る
『うわ、!』
善「今日は、一緒に夜を過ごそ?」(キリッ
ビタン!!
『あっ、ゴメンゴメン善逸!!つい!手が!!』
思わず平手打ちをお見舞いしてしまった
善「あなたちゃんからなら、むしろご褒美って感じかな☆」
炭、伊「『(ゾゾッ)』」
炭治郎と伊之助と私はあまりのやばさにドン引きしていた
『善逸って、こういう奴か、、、錯覚してたかもしれない』
炭「あ、ああ、、、おれもちょっと気が動転していたようだ、、、」
伊「コイツ気色悪ぃぜ!!頭おかしいぜ!!」
善「なんでそういうこと言うのォォォォ!!!!」




🐔
🐔
おっといけないいけない、、、
善逸のキャラブレ激しすぎるごめんなさい、、、
善逸って最早どういうキャラだったっけ、、、??(混乱)
🐔
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まだもうちょい続きますけど、オチどうしようか、、、
悩んでます(._.)
いい感じの平和に終わることを目指します!(?)

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