第103話

【冨岡義勇・煉獄杏寿郎】
4,522
2021/01/01 11:09

フワッと誰かに身体を支えられた。
冨岡「……………(大丈夫か?)」
『と、冨岡さん??』
煉獄「 壱の型 不知火 」
ぼやける視界の中煉獄さんが鬼の頚を斬るのが分かる。
その間も冨岡さんは無言で見つめてくるだけだ。
『冨岡さん………ありがとうございます?』
冨岡「…あなた」
『はい?』
冨岡「……………(熱があるようだな)」
『え?』
煉獄「冨岡!あなた少女が困っているではないか!」
冨岡「(心外!)」
『私は大丈夫ですから…!』
そう言って冨岡さんの腕から離れようとする。
しかしその腕の中から離れることは出来なかった。
ぎゅうっと腕に力が込められる。
『?…冨岡さん?』
冨岡「………熱があるだろう(だから俺が運ぶ)」
煉獄「む!やはり熱があるのか、あなた少女!」
すると煉獄さんがそっと私のおでこに手を当てた。
『(手が……!)』
煉獄「よもや…大分高いな」
冨岡「………(煉獄はおでこで熱を測るのか?)俺は首だ」
『え?』
冨岡さんが意味のわからないことを言い出すと、私の首に手を当てる。
『わっ!!?』
冨岡「……やはり(熱が)高い」
煉獄「冨岡!年頃の娘の首に手を入れるのはどうかと思う!」
冨岡「?(ただ熱を測っただけだが……)」
煉獄「……まぁいい。それより早く蝶屋敷にあなたを運ばなければ!」
煉獄さんが冨岡さんの腕の中から私を抱き抱える。
冨岡「…!(取られた……!)」
煉獄「取られたくないものはしっかりしまっておかないとな冨岡!」
冨岡「…あなたは俺が運ぶ」
『(喋った!)』
煉獄「む、ダメだ!俺が運ぶからな!」
煉獄さんは私を強く抱きしめて、冨岡さんから距離をとる。
『(あ、煉獄さん温かい…)』
煉獄さんは人より体温が高いのだろうか、火を前にしているようで思わず擦り寄ってしまう。
煉獄・冨岡「!!?」
『(あ、これだめだ寝る…)』( ˘ω˘ ) スヤァ
煉獄「寝てしまった…」
冨岡「……(身体も辛いだろうし)もういい、行こう」
煉獄「…ああ、そうだな」
そのまま二人はゆっくりあなたを起こさないように蝶屋敷に行った。

























冨岡「…(寝顔も良いな)」
病室のベッドで眠るあなたの横に、頬を緩ませた冨岡が居たとか居ないとか。
























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(読まなくても大丈夫です😉)

新年あけましておめでとうございます!🥳
もう2021年!!早!!!
かれこれこのアカウントも2~3年続いてます。笑
皆さんのおかげです!ありがとうございます🥰
コロナも収まらない中、皆さんはどうお過ごしでしょうか!
私は課題も進まずダラダラとした日々を送っています(^^;)
嵐の5人活動が休止(?)になってしまうだとか色々な事がありましたね…


にしてもこの1年は、怒涛の1年でした!
新しい生活スタイルのなか、新しい高校生活…
結構ガチ目に死にかけてました!
主に友達、友達、友達関係とか笑
友達できて良かったですほんと、仲良くしてくれてありがとう😿😿😿
私は去年受験だったのでまだコロナがそんなに強くない頃だったのですが、今年の受験生は本当に大変だと思います。
私は面接試験がなかったのでギリギリ受かれました!(本当になくて良かった)
多分今年も面接試験ないと思います…(推薦は多分あります)
面接試験とかほんと緊張しますよね!死にます!
テンパるとおかしなことを言ってしまうタイプなので、面接試験は正直大嫌いでした!


2020お疲れ様でした!!

2021頑張りましょう!!



ゆい🐓

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