第12話

嫌われ②
12,716
2020/01/13 04:45
『ンガァ』
最悪な目覚めだ
ベットから落ちるなんて
まあ、今から最悪な日々が続くのかも、、、
『いや!!絶対に誤解をとく!!だって私は無実なのだから!!』
そう誓って隊服に着替えた
『(今日はとことん任務してやる!!)』
鴉「かァ!かァ!南南東へムカエ!3人が応戦中!!」
『3人、、、?まあ、行くっきゃないしょ
時の呼吸 拾の型 時空移動』(シュルン
移動中に鬼の匂いがした方へ向かうとポツンと屋敷があった
『(鬼の匂い、、、!)』
そう思い刀を構える
匂いは木の箱からした
『?ここから、、、』(コンコン
とりあえずノックをしてみる
なにも返事がない
再度匂いを嗅いでみる
『(、、、なんだかこの鬼は大丈夫そうだな)』
そう決断し、屋敷の中へと足を踏み入れた
ポンッ
小太鼓のような音がしてすぐ部屋が変わった
『!?』
そうか、この音と一緒に部屋が変わる仕組みなのか
それなら時を止めるまで!!
『時の呼吸 陸の型 時の休止』(ビタッ
時が止まる
私以外のもの全ての動きが止まった
匂いを嗅ぐとすぐ横から鬼の匂いがした
『、、、正面突破するしかないか、』
辺りを見回しても出れるところは無い
『時の呼吸 拾壱の型 亂れみだれ』(ドガァアアン
🐔
🐔
説明
拾壱の型はデカい時計が現れる。
刀の動きと一緒にデカい時計も動く。
速い。殺傷能力高め
壁を壊すと鬼の頸が転がってきた
『オット、一石二鳥~~~!、、、1匹じゃないな』
あと、2匹いるか、、
陸の型は15秒ごとに身体に痺れが来るけどもう慣れた
めちゃくちゃ鍛錬して、痺れも克服したけどあまり使い続けると痺れが強くなる
『チャカチャカ片付けちゃいますか』
匂いを嗅いで回ると、変なものを見つけた
『これは、、、どういう状況?』
猪頭が鬼をちょうど切る寸前だった
『、、、これ隊服だな。てことは鬼殺隊の一員か、、、』
被り物を取りたかったけど、触れたら動いてしまうので触れないでおいた
『(これは、倒さなくてもこの子が倒すだろう)』
そう考え、その場を後にした
さらに匂いを嗅ぐと子どもの匂いがした
匂いを辿ると、ひとつの部屋に辿り着いた
『(ここだな)』
襖を開けると小太鼓(?)が沢山ついた鬼がいた
(※適当でごめんなさい)
その前には市松模様の羽織を羽織った隊員がいた
耳に耳飾りをつけている
部屋を見渡すと辺り一面に引っ掻き傷みたいなものが着いていた
『(切る構えじゃないし触っとくか)』
羽織の子に触れる
?「うわぁぁあ?!」
床に尻もちを着いた
?「いっ、、、あ、貴方は、、、!!」
『知ってるの?
わたしは時柱、時御神あなたです。大丈夫?』
手を差し伸べる
その子は私の手を取ると立ち上がろうとした
『!ちょっと待って。怪我してるよね?
座ってていいよ』
?「分かるんですか?!あっ、おれ、竈門炭治郎です!」
『炭治郎くんね!よろしく!』
炭「これ、、、どういうことですか?」
『あ、止まってること?ごめん、私が呼吸使った』
炭「!!凄いなぁ、、、!これずっと維持できるんですか?」
『あったり前よ!笑ほら、さっさと切っちゃお』
そう言って私は鬼に近づいた
『(あ、気持ちのいい死に方にさせてあげよう)』
それなら、、、これだ
『時の呼吸 拾弐の型 良心』(シュッ、、、
切った直後に鬼に触れる
鬼の頸と身体はゴロンと転がった
鬼「、、、ああ、俺は間違ってなかったんだ、、、」(ポロポロ
鬼は涙を流して消えていった
炭「凄い、、、干天の慈雨みたいですね!」
『水の呼吸の使い手なの?じゃあ義勇さんとも知り合い?』
炭「はい!鱗滝さんに修行してもらって、、、!」
『、、、そっか。義勇さんは口下手だけど優しい人だよ。私の事、信じてくれるし』
炭「、、、?あの、悲しんでますか?それに、少し怒りの匂いが、、、」
『うん、悲しんでるし、怒ってる。今は言えないかな。』
炭「そうですか、、、」
『、、、鼻が効くの?』
炭「なんで、分かったんですか?」
『私も嗅覚が少し優れてるの。』
炭「そうなんですか、、、!」
『さっ、撤収しようか!その女の子連れてくれる?あ、今触れるね』
女の子に触れると女の子は動き出した
女の子「!!」
近くにいた男の子にも触れておく
男の子「!!」
炭「、、、触れると解除されるんですね」
『うん、さ、行こ』

屋敷を出る
『解除』
そう言うと飛んでる鳥が動き出した
サァァァァ
ピタリと止まっていた空間が動き出す
すると屋敷からさっき見た猪頭が出てきた
猪「うぉラァァァァ!!出たぞ!!」
『なんかうるさそうだね!笑じゃあ私はこれで行くね!じゃあね、炭治郎くん!そしてよくわかんない猪くん!』
猪「あぁ?!おめー誰だ!!」
聞こえないふりをして私は拾の型を使って
屋敷へと帰った



🐔
🐔
ヤバい、、、今回の話長くなるぞ、、、!!
もう中編・長編集にしたほうがいいかもしれないスマン!
次話は、あなたちゃんが出発する同時刻の別の場所のお話!!
今回の任務にかかった時間は5時間ってとこにしておく!!(てきとうごめんなさい)

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