高専組が集まり、今すべき事を伝えた。
「・野薔薇は悟の判断を仰ぐ。
・真希は軽い事情聴取。
・パンダ、悠仁は監督、コーチに説明。
私と棘、恵は取り敢えず悟が帰ってくるのを待つ。」
約1分後。
五「おつかれサマンサー!ってどしたの?」
やっと帰ってきた。遅いんだよ…。
夢「悟。急いでついて来て。」
悟は頭に?を浮かべながら着いてくる。野薔薇の所に案内した。
五「え?は?え、野薔薇?なんで?」
夢「アンタが指示出して。」
五「…取り敢えずしょうこの所に運んで。恵がついて行って。後は説明。」
一応悟は上官、先生なのだ。こういう時はやけに頼りになる。
監督「ご、五条先生。私たちは……。」
監督たちも萎縮してしまうほどに今の悟は怖い。
五「監督たちは生徒に色々聞いといてください。特に稲荷崎の部員と、マネージャーに。」
監督「は、はい…。」
そう言い残し監督たちはいそいそと部屋を後にした。
五「真希。状況を説明して。」
真「……。10:20頃、体育館倉庫から大きな物音がして行ってみると、バレーで使う支柱が倒れてて、あなた、伏黒、音駒、梟谷の主将が支柱を2、3本戻した所で野薔薇が見つかって、あなたがちょっとした指示を出してアンタが帰ってきて、今。みたいな感じ。」
誰がやったかなんて皆検討が付いてると思う。
あの場で何もせず、青い顔をし、突っ立っていた人がいるから。
でもその1人は大企業の娘。なかなか言い出せないんだろう。
五「そっかー…。じゃあまずできる所まで犯人を探してみようか。僕はちょっと苺田って子について調べてみるからさ。」
それが一番気になる。
組織内の人間で私的に相手を怪我させる事は昇給などに大きく関わってくるからなかなか出来ないはずだ。
前に言ってた「もうすぐ2級になるの〜♡」的な発言はなんだったんだろう。
階級上げたいんじゃないの?よく分からない……。
夢「気をつけてね悟。調べる時。」
彼女は大企業の娘。情報に何かしら鍵が掛かってるかもしれない。
五「だいじょーぶ!僕、最強だよ?」
確かにそうだけどね?そういう事じゃない。
それから少ししてみんなで食堂に行った。
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遅くなってすいません😅💦
更新したと思ってたらしてなかったって言う……
( ᵒ̴̶̷᷄꒳ᵒ̴̶̷᷅ )🥺
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。