夢「いえ、やってますよ。仕事をしている場所が遠いから知らないんじゃないですか?」
煽り口調で言ってみる。
イライラしたから。
及「へー。じゃあゆうみちゃんが嘘ついてるってこと?」
夢「そういうことなんじゃないですか?」
すると及川さんは今にも私を殴りそうな勢いで怒鳴ってきた。
及「そんなわけないでしょ?!あんなに頑張ってくれてる子が何の為にそんなことするのさ!!!!!」
知らないよ…気に入られたいからなんじゃないの?
岩「及川!!落ち着け!!んな事あなたに言ったって分かるわけないだろ?!」
なかなか落ち着かない及川さんに痺れを切らし岩泉さんは
岩「悪ぃなあなた俺らもう行くな。」
と言って及川さんを引っ張り部屋を出ていった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!