第8話
Taiki.S
あなたsaid
今日は高校最後の体育祭。待ちに待ちすぎ、死にそうな浜野あなたです←
大樹「よっ、あなた」
幼馴染みの佐藤大樹です。
イケメンなのは百歩譲って…いつも授業寝てる奴。起きてるの一桁数しか見たことないです←
あなた「…………( ̄∇ ̄)」
大樹「いや、なになに笑」
あなた「…………( ̄∇ ̄)」
大樹「あぁ、体育祭が楽しみすぎて逝っちゃった顔」
あなた「正解。」
あなた「大樹は種目何だっけ?」
大樹「サッカーと借り物競走…かな」
あなた「自分も覚えてないんかいっ!」
大樹「www」
大樹「あなたはバスケと借り物だよな。」
あなた「なんで自分の覚えてなくて、私の覚えてるわけwww」
大樹「…あなたが好きだからに決まってんじゃんか(ボソッ」
あなた「なんて?」
大樹「なんでもありませーん」
あなた「ほら、授業始まるよ。行こ!」
大樹「はいはい笑」
《HR後》
あなた「じゃ、借り物でね!」
大樹「おう!」
(↑あ、ちなみに席隣同士ね笑)
香奈「あなたー」
あなた「あ、香奈!」
香奈「一緒に体育館行こ。」
あなた「いいよん。」
香奈「あなた、隣の佐藤好きなんでしょ?」
あなた「ぶーーーっ」
香奈「ちょっ!!」
あなた「んなわけないでしょー?」
香奈「絶対そうだって!」
あなた「どこからくんの、その自信←」
香奈「見てて分かる」
あなた「…まあ、そうだねぇ。借り物が一緒ってだけでも嬉しい限りで。」
香奈「いっそ、告っちゃえば?」
あなた「それは絶対いや。」
香奈「あ、もう始まる。急ご!」
結果はもちろん、うちのクラスが優勝。
うち強いの多いからねぇ。
大樹「よ!あなた、優勝だって?すげーじゃん」
あなた「うん、大樹はどうだった?」
大樹「準優勝だった。」
あなた「まだまだだな。」
大樹「むっかつくわぁー」
あなた「はいはい、行こ。」
先生(審判)「1人1個くじ引いていってくださいね」
あなた「大樹、何番?」
大樹「俺2、あなたは?」
あなた「3番だ。」
大樹side
あなたと借り物、違うチームだった。残念だけど、ペアに呼べるからその面では嬉しい。
大樹「うわー、次の次やー」
あなた「頑張っ!」
といってばしっと背中を叩いてくる君。
もう…走り終わったんだ。男子と走ったのかな…
??「佐藤!」
大樹「んえっ?」
男子「次お前、頑張ってこいよ。」
大樹「おう、」
とっさに手に取ったくじは
『好きな人』
あー…って嘘?!
大樹「あなたっ!」
結果は一位。
あなた「大樹、くじの内容なんだったの?」
大樹「…好きな人。」
あなた「え、?」
大樹「あなたが好き。ずっと前から。別に振ってくれてもいい。」
あなた「…私もっ。」
大樹「…ほんと?」
大樹「じゃあ…付き合ってください!!」
あなた「はいっ!」
おんなじ大学通って、卒業したら結婚しようね。
『幼馴染みからカレカノへ』
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@わりさんからのリクエストでした‼︎
長くなってごめんなさい…
お詫びに大樹くんの写真載せとくね〜保存◎
