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2019/03/28

第17話

# 016
 _
 Suga side
 「  水を買いに行く  」
 そう言い残し 、歩き出すあなた 。
 やっぱ言わなきゃよかったかな?
 でも 、今日言わなきゃ 、俺はいつまでも言えてなかっただろうな 。
 俺がてひょんに勝てることはないのかな 。
 そんなことを考えていると 、既にあなたが水を買いに行ってから10分以上経っていた 。
 異様に帰ってくるのが遅い 。
 自販機もすぐ近くだろうし 、時間はかからない 。
 もしかして 、事故にあったとか?
 そう思った瞬間 、俺は走り出した 。
 もし 、あいつに何かあったらどうしよう 。
 お願いだから無事でいてくれ 。
 _
 少し走ると自販機が見えてくる 。
 そこには見覚えのある人物 。
ゆんぎ
ゆんぎ
   てひょん?   
 てひょん
てひょん
   っ 、ゆんぎひょん...   
 てひょんの横には女がいた 。
 あなたが言ってた 、てひょんの年下の彼女か 。
 きっと2人で来ていたのだろう 。
 もし 、2人が本当に想いあっているなら 、2人とも笑顔なのに 。
 この2人は笑顔と真反対だった 。
 2人とも下を向いている 。
 でも 、今の俺にはそんなこと関係ねぇ 。
 あなたを探さなきゃ 。
ゆんぎ
ゆんぎ
   お前 、あなた知らねぇか?   
 てひょん
てひょん
  っ...   
 てひょん
てひょん
   すいませんっ...   
 てひょんは俺にそう言った 。
 この5文字だけでは何があったかは分からないが 、
 きっとあなたは2人を見たはず 。
 俺の手は無意識にてひょんを殴っていた 。
 てひょん
てひょん
   いって...   
ゆんぎ
ゆんぎ
   ふざけんな 。   
 俺はそれだけ言い残しその場を去った 。
 しばらく走ると後ろから 、
「  先輩!!  」
 という声が聞こえる 。
ゆんぎ
ゆんぎ
   あなた...   
 me
me
   すいませn...   
 俺は 、あなたのその言葉を聞く前に 、あなたを抱きしめていた 。
ゆんぎ
ゆんぎ
   よかった...   
ゆんぎ
ゆんぎ
   事故にあったかと思った...   
 me
me
   そんなわけないじゃないですか 笑   
 そういうあなたの声はいつも通りだ 。
 でも 、少しあなたの頬が濡れていた 。
 気のせい...か 。
 me
me
   帰りましょう 。   
 そのあとの帰り道もあなたは何も話さなかった 。
 でも 、何かあったはず 。
 てひょんの「  すいません  」にはきっと意味があるはず 。
 あなたの頬が濡れていたのにもきっと意味があるはず 。
ゆんぎ
ゆんぎ
   なぁ 、あなた 。   
ゆんぎ
ゆんぎ
   さっきなんかあったのか?   
 me
me
  ...   
 me
me
   何もないですよ   
 そう笑顔であなたは答えるけど 、
 その笑顔はどこか寂しそうで悲しそうだった 。
ゆんぎ
ゆんぎ
   ...そっか 。
ゆんぎ
ゆんぎ
   じゃあな 。   
 俺ってこんなに頼りなかったっけ 。
 今日はあなたのために色々頑張ったけど 、
 結局全部空回りじゃん 。
 俺 、かっこわりぃ 。



Suga side end





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