第5話

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2020/11/29 15:17
さっき来た道を戻り、食堂へ向かう。
莉犬(N418)
お腹空いたぁ……何があるんだろうね食堂って
さとみ(N417)
ん~ …ラーメンとか?
莉犬(N418)
流石に無いでしょww
看守B
……嗚呼, 確か有りましたよ、醤油ラーメン。
さとみ(N417)
まじ!?俺それで~
莉犬(N418)
え、オムライス!オムライスは!?
看守B
そこまでは……行ってみれば分かるかと…笑
なんて会話していると、割と直ぐに食堂に辿り着いた。
鬼顔の看守がドアを開けると、中には食べ物のいい匂いと、人々が騒ぐ声が聞こえてきた。
さとみ(N417)
えぇ……美味そ!! ちょ、行くぞ莉犬!
莉犬(N418)
あいさ~っ!
と言って各自 食べたいものを貰いに。
俺はラーメン、莉犬は ハンバーガーを手に戻ってきた。
莉犬(N418)
オムライス無かった……ムスッ
看守B
まぁ仕方ありません。国費で支払われていますから、あまり贅沢は言えませんね
と、言いながら 看守さんは お弁当を片手に隣の席に座った。
さとみ(N417)
ん、買わないんすか
看守B
今日はあまり食べたいと思わなかったので。
莉犬(N418)
だから細いんだよお姉さんw
看守A
ん~美味い!
隊長(看守A)は もぐもぐとフライドチキンを頬張っている。
さとみ(N417)
…ん~そういや、彼奴居ないな、青い奴
莉犬(N418)
あー……ころん,だっけ?
さとみ(N417)
そうそれそれ。さっきオレンジの奴と喋ってたのが気になってよ
莉犬(N418)
ま、気にしなくていいんじゃない?俺らにはどうせ関係ないっしょw
さとみ(N417)
そ~だな~っ……てお前頬っぺにケチャップ付いてるw
莉犬(N418)
え、え!?
さとみ(N417)
ははっwん、取れた
莉犬(N418)
有難ぉさとみくんw
(……え、尊((( )
適当な雑談をしながらご飯を食べ終わった。
そして、隊長が立ち上がった。
看守A
ん、ではお前らを部屋に連行する。
付いてこい!
さとみ(N417)
連行って……w
莉犬(N418)
あいさー隊長!
食堂を出て、 右に曲がり、建物の奥へ。
階段を下り、薄暗く 蝋燭の明かりが 頼りなく揺れる 廊下を歩く。
さとみ(N417)
…不気味
莉犬(N418)
怖い怖い…w
看守A
此処だ!中に入れ!
がらがらがらっと 音を立てて 開かれたドアの向こうには、二階建てのベッドがふたつ置かれていた。
さとみ(N417)
え、なんで2つ?
莉犬(N418)
ん?誰か居ない??
︎︎
ん~…よっ,さっきぶり?
そこには、我が物顔で二階建てのベッドの2階から顔を出す____
ころん(U057)
やっほーいっ!
奴が居た。

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