玲於side
学校に着くと涼太達とわかれて教室に行った
そしたら、あなたの秘密をばらしたやつが来て、謝っていた
よかったなんて思った俺が馬鹿だった
そいつが今や!って言った瞬間、上からものがふってきた
俺は走ってあなたを守ろうとした…
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龍友side
そう言った時には遅かった
あなたと玲於は下敷きになっていた
頭からは血が流れていた
あなたは返事をしなかった
玲於も目をつぶったまま
しばらくして救急車が来た
先生は焦って俺らに聞きに来たが、とりあえず救急車に乗った
俺はあなたの方に、亜嵐は玲於の方に乗った
先生は俺の隣にいる
あなた!
目を覚ましてくれ!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。