第3話

B
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2018/10/30 08:15
きっと、たまたまだろう。

マンちゃんに限ってそんなことは、ないはず。

ついさっき、マンちゃんが、


綺麗な花、見つけてきたで!


と言うもんだから、見てみると、腕には

『マリーゴールド』

があった。
ひとらんらん
...。マンちゃん、何か、あった?
きっと、意味があるはず。

しかし、マンちゃんは首を傾げ、
オスマン

なんもないで?どうしたん?
と言うだけだった。

綺麗と思ったから、持ってきた。

きっと、そうだ。

深くは考えず、マンちゃんに怪しまれないよう、マリーゴールドをすぐには見えないところに植えた。

何故、マリーゴールドだったのだろうか。

俺は、1人、頭を抱えた。

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