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第73話

❄️広臣×剛典
広臣side

広「…っ、さみ…」

剛『ほんとですね、寒いね〜』

広「まだ着かないの?」

剛『んー、あとちょっとかな〜』

行きたいところがある と言われて

着いていったものの、なかなか着かないし

なにより寒すぎ。

広「今 何度?」

剛『0度くらいじゃないですか?』

広「雪 降んのかな、」

剛『さあね〜』

さっきから様子がおかしい剛典。

広「…ねぇ、どこいくか教えてよ、」

剛『どこに行くか、?』

広「うん。…どういうこと?」

剛典が急に立ち止まった。

でもそこには何もなくて、

剛『少しの可能性に賭けてみようと思って。』

広「少しの、可能性…?」

辺りが一瞬 静まり返って、

広「…雪だ…」

剛『…っ、よかったぁ、』

広「え、?」

剛『初雪を好きな人と見れたら、
その恋が叶うって。』

それって…

剛『これで、分かりました?』







剛典side

今夜は雪が降りそうだ、って

テレビが言ってた。

正しくは天気予報士が、だけど。

広「…ねぇ、どこいくか教えてよ、」

本当はどこ行くか決めてない、

なんて、言えるわけない…

困っているとき、

ついに目の前に白いものが映った。

剛『…っ、よかったぁ、』

広「え、?」

剛『初雪を好きな人と見れたら、
その恋が叶うって。』

剛『これで、分かりました?』

少しびっくりしたような表情を浮かべる。

広「ありがとう。…でもごめん。」

剛『え…あ、俺こそ、急にごめん。』

広「違くて、」

涙が溢れそうで下を向いたとき、

腕を引かれて懐の中へ。

広「俺から言いたかったから。
そういうのは。」

剛『じゃあ、…』

広「お前と初雪 見れてよかった。
…好きだよ。」

剛『俺も、好きです。』

この後 どこに行ったかは、

2人だけの秘密…