第28話

青色のペンダント#24
4,082
2019/03/31 13:06



出窓に寄りかかって、夜空を見ながら言うリヴァイさん。

私に見せてくれた微笑みもそうだったけれど…男性なのに凄く綺麗だった。


そう感じるのは何故かは分からないが、オーラを放っている気がする…。
ペトラさんに好かれる意味も、何と無く理解出来る。

耳に残りやすい声もそうだし…話し方だってそうだ。
言葉を探して並べているだけに聞こえるのに、感情が入っている。


…どうしてこんなに、魅力的に感じるのだろう?



そんな事を考えていると、リヴァイさんが話すのを辞めた。
疑問に思って俯いていた顔を上げると、

少しだけ切なそうな…悲しそうな顔をしていた。

リヴァイさんは間を開けて、静かに口を開く。


















リヴァイ
リヴァイ
誰も死んでも悲しまない、と
俺にそう言ったが…。






























私をあの部屋にいた時とは違う…緊張感が襲ってくる。

すると、星が沢山光る空から私に視線が移った。



































リヴァイ
リヴァイ
俺は思わない
リヴァイ
リヴァイ
たとえ…お前が望んでもな。




































私とリヴァイさんしか居ない部屋に声だけが響く。

同時に、心臓に突き刺さるような…染みていくような。



とても不思議な感覚を覚える。



そして…リヴァイさんは続けた。






































〝 命を懸けてでも…
守り抜くことを誓ってやるよ 〟









































リヴァイ
リヴァイ
一生、俺の側から離れるな。
























次回に続くё

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