雨上がり雲ひとつ 見えない空眺めて
「どうせまた降る」なんて立ち止まってた
晴天の雨宿り 落ち込む君を見つけて
いつかの僕に重ね 手を伸ばした
「1人じゃダメでも2人ならきっと」
差し出すその手をそっと取った
走り出そう Sunny Day Friends
ぬかるむ気持ち 蹴とばして
誰にも見えない 雨抜けた
向かい風に閉ざした 心の鍵あければ
昨日よりも眩しい 空があるから
時には光が見えない 星のない空もあるけど
あの日くれた言葉を思い出して
ひとつ ひとつ
夜を 越えて
行こう 僕も 君も 誰も
見たことのないその先へ
言葉にできずに1人隠した
君への思いはずっとずっと
君を照らす Sunny Day Friends
悲しみが降る日だって
1人じゃ越せない 長い夜も
いつか伸ばしてくれた 君の手を次は引くから
誰にも見せない涙を見せて
塞ぎ込んだ どしゃ降りの日も
悩み 迷い 失った陽も
僕が照らし虹へ変える 無駄じゃないよ
昨日 よりも 晴れた 空へ
今日も 明日も 歌を 歌おう
この声尽きるまで
歌よ届け Sunny Day Friends
心の雨の向こうへ
1人じゃ見れない 夢乗せて
願い事があるから 僕と君で叶えよう
今日よりも眩しい未来へ
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。