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第1話

逃げている君へ
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2018/01/28 07:34
逃げている君へ



いつも楽な方に楽な方に

逃げている君

うちには出来ない

どうせ生きているだけ無駄だよ

うちは邪魔だよね……

夢なんて選ばれた人しか叶えられない

そんなことを言っているね

そんな君には素敵な友達がいる

優しくて相手のことを考えて行動している、そんな友達

素敵な友達は君にとうとう言った

逃げているように見えるよ

君はここでも逃げた

私の所に……

私はあなたにはっきりとは言わないから

あなたは来たんだろう

でもね

いつも思ってるんだ

『逃げるな』

勉強も運動も人間関係も

みんなそれぞれ悩んでる

素敵な友だちはあなたが素敵な友だちから逃げたから

すごく落ち込んでる

やっぱり言わなければよかったのかな

いいえ

私はすごいと思ったよ

時には厳しくしないと……

これも友達だから言わなくてはならないんだ

あぁあ

またにげた

どうせウチのことなんか分かってくれないって

分かるわけないだろ

だって君も私のことはわかんないんだから

あなたにとって

『友達』とは都合のいい人のことを指すのだろうか?

もったいない

君を傷つける人は

君のことを思って言ってるのに

そして傷ついた君はまた、

すごく悩んでます、傷ついてますアピールをする

そして傷つけた人をさらに傷つける

傷つけた時、私はああぁどうしようと後悔するけど

君はこういったよね

ウチがその人に傷つけたんならもうウチから離れればいいんだ



そしてウチは一人になる

とかいう癖に

やっぱり寂しいから

割り込んでくる

みんな優しいから

受け入れてくれるんだよ

そんな恵まれた君は

結構私を傷つける

言い返そうとすると

去っていってしまう

ホントずるいな

また楽な方に行くの?

おーい

いつまで逃げるの?









































✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄


でもそんな君にも

いい所があるから

離れられない

どうすればいいの?


✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄



ハァー(´△`)スッキリした

日頃こんな愚痴を言えないんです

だって「君」の友達が私の友達でもあるから

誰だって自分の友達の悪口なんか言われたら気分悪いでしょ

不快に感じさせてしまったらすいませんでした

ただ書くだけでいいんです

誰か共感してくれたら嬉しいです……
























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