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第1話

新学期
新学年、新学期

教室に入ってまずすること

・新しい友達を作る
・グループに入る
・男の子ともしゃべる

「そうして、恋が始まるの…ってわっっ!」
「おーはよっ!」
背中を押してきたのは旭 珠希(アサヒ タマキ)。中学校からの友達だ。顔よし頭よしスポーツも得意って、主人公のライバルキャラみたいじゃないかって会うたびに思う。そうしてジーっと珠希を見ていると、
「なに見てんの?行くよ。」
笑って彼女は先に教室に入った。そう今年も珠希と同じクラスだ。
 クラスに入ってまずは、挨拶!
「おはよう!おはよう!」
私は笑顔で、新しいクラスメイトに挨拶をしていった。返されなくたってお構い無しに笑顔で通りすぎる。そして、入れそうなグループを見つけ私は話しかけた。
「私、神園 深月(カミゾノ ミヅキ)です!こっちは友達の旭 珠希!J2の話が聞こえて話しかけちゃったんだけど、入ってもいい?」
突然の割り込みにちょっと引いてる気がするけど、大丈夫な気がする!アイドルグループJ2のことなら知ってるから話は合うはず!しばらくしてグループのうちの1人が
「いいよ。」
と答えてくれた。
「ありがとう!」
私はこれにて二つ目のミッションをクリアした。
 そして三つ目。幸い、隣は静かな男子のようだ。意を決し、私は話しかけた。
「これからよろしくね。あ、私は―――――――」
「知ってる。」
彼がいきなり話を遮るから、私は驚いたがすぐに聞き返した。
「え?知ってるって何を?」
「お前、神園 深月だろ?ヒロインごっこが大好きな。」
「は?」
私はそれ以上何も返せなかった。どうして初めて会ったはずの人が、私のこと知ってるの?頭のなかで記憶が錯綜してる。周りがクスクス笑っているのも背中に感じていた。私は彼の机にあるノートに目が止まった。
「・・・たにはら・・はすけ?」
「ようすけ。谷原 葉介(タニハラ ヨウスケ)。」
谷原・・・。聞き覚えのあるその名前を記憶の中から見つけた。
「小学6年の時、私を馬鹿にした谷原 葉介。」
「ひどい覚えられ方だな。」
「転校した谷原 葉介!」
うんと大きく頷く彼は、私の大嫌いな人だ。なんで、なんで彼がここにいるのか。なんでよりによって私の隣の席なのか。なんで彼が・・・。私の頭はパニック寸前だった。私はもうすぐ本鈴がなるというときだったのに、走って教室から出た。
 私は今年はヒロインになれないのかもしれない。

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りる
りる
小説は恋愛ものが多いです😃 更新回数少ないですが、よろしくお願いします❗長文多いと思いますが、時間のあるときにでも、読んで貰えると幸いです! NEWS好きです❗キンプリ好きです❗️ PRINCE OF LEGENDハマってます✨ THE RAMPAGE好きです! 11.18 おすすめ作品に掲載!   『キミに片思い、届くかな気持ち』
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