あなたside 数年前 同棲中
今日は悟の誕生日。プレゼントは何がいいか考えたけど、思いつかなかったので、少女漫画によくあるアレをしようと思う。
まぁ悟がどんな反応するかわ分からないけどね(笑)
ガチャ
悟「ただいま〜」
あ!!帰ってきた!
あなた「おかえり!っ…………あの、ね?」
悟「ん?」
そんなつぶらな瞳で私を見つめないでっっ眩しいっっ!←
あなた「プ、プレゼントなんだけど、」
あー!!緊張する!
あなた「何がいいのか分からなくてね、だから……プレゼントの、代わり?に、今日は私を悟の好きなように、して、いいよ?」
い、言えた!!
そう思っているとさっきまで玄関で靴を履いていたはずの悟が私をヒョイッと姫抱きし、寝室に向かい始めた。
私がテンパっていると、悟が口を開く。
悟「あのさぁ……どうなっても、知らないからね。」
あなた「えっ……と」
すると、悟は私をベッドに降ろし両手を掴んで押し倒して、ニヤリと笑い
悟「じゃあ今夜は僕に食べられてもらうね。」
そう言って噛み付くようにキスをしてきた。
あなた「んっ……ふっ……ぁ、ん」
だんだん息が苦しくなってきて無意識に口を開くと、悟の舌が入ってきて、歯をなぞった後唇を舐め、口を離した。
悟「あのさ……」
あなた「な、何?」
悟「服脱いでよ。」
分かっていた。キスだけじゃ済まない事。それでも反応が見たくて、わざと拒否しようと考える。
あなた「い、嫌だ。」
悟「あなた言ったよね。今日は俺の好きにしていいって。」
そう目隠しを外しながら言う。い、色気が……そして一人称が戻ってる。
あなた「そ、そう言ったけど……」
ダメだ。もう悟からは逃げられない。
悟「じゃあいいや。僕が脱がしてあげる♡」
あぁ。私は黙って悟に食べられるしかない。
そう思ってたのもつかの間、私は下着だけになっていた。
すると悟はもう一度キスをした。
あなた「んっ……はっぁ……ふっ」
あなた「?!んっ」
息が苦しくなってくると、悟の指が私の中に入ってくるのが分かった。
悟「んー?どぅしたの?♡」
あなた「やっ……だっ。んっ」
悟「こんなに濡れてるんだもん。もう一本くらい指入るよね?」
そう言うともう一本指が入ってきた。
あなた「んあ?!!……やっ、あっ」
悟「へへっかぁいぃ♡」
青い瞳が私をとらえて離さない。
悟「ねぇ、俺もう限界。入れていい?」
あなた「っやだって言っても意味……ないん、で、しょ?」
悟「よーく分かってんじゃん」
ズプッ
あなた「んあぁ?!」
悟「動くね。」
あなた「い、いやぁ…んっ。ふ」
腰をがっちりとホールドされているせいで快楽を逃がす場所がない。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。