小暮:コイツは、俺と同じ母子家庭だね…って近づいて来た。甘っちょろくてムカついた。俺の方が、はるかに優秀だった。なのに何で、この馬鹿が対策室なんだよ!刑事なんだよ!
本当は俺が選ばれるはずだったんだ❗️
お前さえ居なかったら、俺はこんな惨めな人生になってなかった。
お前が俺を忘れる?1番カスだったお前が?何様なんだよ‼️
小暮は激情に駆られて拳で机を叩いた
小暮:組織なんて何も考えてない。
全て運だけじゃねぇか。だから俺は運が良いだけで、ここまで来た、コイツが許せねぇ…
こんな奴が俺を忘れてた事が許せない。コイツさえ居なかったら良かったんだ。そしたら大野は俺を対策室に引き抜いてた
気が動転して何も言えない雅紀に小暮が迫った。
小暮:土下座しろ‼️そしたら全て水に流してやる。これも解除してやるよ
雅紀は目に涙を浮かべ力なく床に膝を着こうとした。
しかし
と言い放った
小暮:土下座しろ❗️
押し問答が続いた
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!