調べてみたら中には、プラスチック製の容器が入っていた
鞄には潜在指紋がない
意図的に身元を隠してる
この用意周到さは、只者じゃない
容器の中身は『フッ化水素』だった
男:フッ化水素ってな、最初は何とも無くてもジワジワと気がついたら骨まで溶かす劇薬なんだ。人によっては青酸カリよりも怖いって言う人もある
そう言って不気味な笑みを浮かべ
男:さっき、ここの警視監の手に1滴付けておいた。試しに…今頃どうなってるかな
男は声を出して笑った
その頃、警視監…つまり部長。
部長の元に大野は急いだ
部長は右手に激痛を覚え、もがき苦しんでいた
急ぎ病院に運ばれた
その時、またメールが来た
『最後の宿題』
全ての答えは2人を繋ぐ、あのセレクトの中にある…
今度は写真がない…
5人は、みずきと共に対策室の中を捜査した
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。